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【告知】7月19日緊急シンポジウム「個人情報保護法改正に向けて」やりますよ

 すったもんだしております個人情報保護法改正、中間まとめが伸びてしまって、年内までに〆るにあたり大騒ぎになっているところではございますが、例によって情報法制研究所(JILIS)で緊急シンポジウムをリアル・オンライン併催でやるのであります。

 現地チケットはこちら。当日は、Zoomウェビナーと、後日のアーカイブ配信を予定しています。

 で、各所から「これもう完全にプライバシーフリークカフェ(PFC)ですよね」というお言葉もいただくのですが、昨今の政党や官公庁からのお呼ばれの際には「プライバシーフリークによる総括」が一番求められているコンテンツになってしまい、それって大暴れする高木浩光、早口でヲタトークする板倉陽一郎、話の終わらない鈴木正朝というイカレたメンバーを紹介するぜ的なよォーこその世界を彷彿とさせるのであります。

 個人情報保護委員会も大型の人事がありましたので、いろいろと過渡期のタイミングで大きな3年ごと見直しの話に直面し、世界的な個情法やデジタルサービス関連各法、特にプラットフォームとデータ関連の整理はどうしても必須で、そういう潮流に日本もきちんと乗っていく、人工知能や教育データ、医療情報も含めて世界のデータ流通の先端を行けるような、そういう法体系を目指しますよって旗を立ててそこを目指す見直しであるべき、というのが個人的な理想と思っております。

 言うなれば、いま起きている諸問題について、弥縫策的に「ああ、見直ししなきゃ」とか「3年ごととかマジしんどくない?」などと言っているようでは駄目で、むしろ「国際的にこっちの方向でデータと個人、政府と企業の関係が向かっていくであろうから、我が国の特性や社会動向を踏まえてこういう目標を考え、その目標を達成するために、まずはこの3年でこういう見直しであるべき」という議論があったほうが良いと思っておるわけです。

 これは、そもそもデータって私たちが人生や社会や国家をより良くするためにどう使おうとしているものなんでしたっけ、という構造上の問題をうまく理解して、その適正な流通を促進し、幸福や発展に結び付ける礎にするべきものだと考えています。そりゃあまあ、考える人の立場によっては学説上の差異もあろうかとは思うのですが、それも踏まえたうえで、より良い見直しであるべきと考えシンポジウムを開こうとするものであります。

 ご関心のある皆様方は、ぜひご参集賜れますと幸いです。
 よろしくお願い申し上げます。

 画像はAIが考えた『情報法を考えると自分とは何かがだんだん分からなくなり、なんか社会と自分とを分ける細胞壁みたいなもんなのかと哲学的な深淵に落ちていく51歳男性』です。



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山本一郎(やまもといちろう)
神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント