ブラック or ホワイト
こんにちは〜。大学院でワークプレイスの研究をしている人です。
今回紹介するのは、メンバーの中国の留学生に紹介してもらった「996」についての記事。
「996」は、「午前9時から午後9時まで、週6日出勤」という勤務体制を意味するんだそうな。
「996.ICU」というプロジェクトでは、プログラマーを中心に、過酷な労働環境を批判する多くの投稿が寄せられたり、過度な残業を強いる企業は「ブラック企業」として、名を挙げられるほど、中国では長時間労働が当たり前になっていて、それが社会問題になっているそうです。
「ブラック企業」として名を挙げられた、アリババや京東(JD.com)の会長は、
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「(中略)他人を超える努力や時間を費やさなければ、自分が望む成功を手にできるだろうか」などと語り、「996」という長時間労働を容認する姿勢を示した。また、京東の劉強東会長は、起業時の苦しさを振り返り、「『996』を強制するようなことはできないが、努力の精神も欠かせない」とSNSに投稿した。
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とのこと。
んで、めっちゃくちゃ批判されたそうですが、、、
すげーーーーわかる。。。
批判している側の気持ちじゃなくて、擁護している側の気持ちが。。。
建築デザイン出身なので、ブラックな環境に染まっているというのもありますが、いいものを作るため、何か人とは違うことを成し遂げるためには、やっぱりめっちゃ働いてナンボなんじゃないかなーと。。
(大企業のプログラマーなら高給やからええやん、建築業界はめっちゃ働いて貧乏やぞっていう思いもうっすら。。。笑)
もちろん、この現状を肯定するつもりも、このままでいいと思っているわけでもないです。が、擁護したい気持ちが少しある。
よく、働き方改革だ〜、定時退勤だ〜、言いますけれども、働き方改革って休み時間増やして楽しようというモノではないはず。「知的生産性を上げるために」リフレッシュだの、休息だの言い始めたはず。なのに、段々と伝言ゲームよろしくサボって定時に帰ることが働き方改革だ、みたいになっている気がする。
そのせいか、最近は人一倍働くことがワルイみたいになっていて、それが不満だったりする。(仕事遅くて残業してる奴は論外だけど)
この考えがまずいのか?搾取される側の(アリの)発想なのか?
わからなくなってきた。。。
ただ、自分の手元に何も残らない、誰かの下で搾取される形のブラック労働はクソだということは100%正しいですね。強制労働とかね。
でも、起業や自分のスキルのための長時間労働は良いと思うし、奨励したい。
もっと働きたい人、働かされている人、プライベートを重視する人、、、それぞれが幸せになれる環境を創っていけたらいいですね。