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「糖質疲労」by山田悟 昼間に猛烈に眠くなる人は「糖質疲労を疑っては?その解消法を学べる一冊
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
2024年7冊目の読書日記
今回紹介する本は山田悟さんの「糖質疲労」(サンマーク出版)です。
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序章
ちょうどダイエットを始めた私。
以前糖質を減らしたダイエットで効果があったため、今回も「糖質」を減らすことから始めてみよう。
その時に出会ったのが今回紹介する本「糖質疲労」です。
この本は、特にダイエットを考えている方や、糖質疲労の改善方法を知りたい方、そしてこれから健康に過ごしたい方にぴったりの一冊です。
なぜこの本をおすすめするのかをまとめてみました。
「糖質疲労」とは何か?
まずは「糖質疲労」ということばがこの本では頻繁に出てくるので、そこを理解することからスタートする必要があります。
まず、「糖質疲労」という言葉についてご説明します。
この本の17ページには、以下のように定義されています。
「糖質疲労」とは
食後高血糖および血糖値スパイクにより
・食後に、眠い、だるい、食べた量の割にはすぐに小腹が減る、集中力がもたない、イライラしている、と自覚する状態
・右の状態(上記の状態)を自覚せずとも周囲から指摘される状態
あるいは、
・ご自身で「食後血糖値」を測定して140㎎/デシリットル以上になっている状態
このような状態は、日常生活に大きな影響を及ぼします。
特に、食後に眠気やだるさを感じると、仕事や勉強の効率が下がり、集中力が続かなくなることが多いでしょう。
もし、これらの状態に心当たりがあるなら、この本を読むことで「糖質疲労」の改善方法を学ぶことができるでしょう。
実践的なアドバイスが満載
この本の素晴らしい点は、具体的な食事の取り方について詳しく解説しているところです。
「糖質制限」についても触れていますが、正しい食べ方を知ることで「糖質疲労」になりにくくなるということが書かれています。
たとえば、食事の中でどのように糖質を摂取すればよいのか、また、どのような食品を選べば良いのかが具体的に説明されています。
私自身も食後に眠くなることが多く、改善したいと思いこの本を手に取りました。
実際に読んでみて、朝食にタンパク質を意識した食事に変えたところ、少しずつ改善を感じるようになりました。
具体的には、朝食にタンパク質を意識した食事を取り入れることで、食後の眠気が軽減され、午前中の集中力が持続するようになりました。
また、糖質を完全に排除するのではなく、適切に摂取する方法についても詳しく解説されています。
無理のない範囲での糖質管理が提案されています。
専門的な内容もわかりやすく
内容は専門的な部分もありますが、「糖質疲労」やダイエットに関するイメージがつきやすく、実践に役立つ情報が多く含まれています。
たとえば、血糖値の測定方法や、糖質と血糖値の関係についての詳細な説明があります。
これにより、自分自身の健康状態をより深く理解し、適切な対策を講じることができるようになります。
食事だけでなく、生活全般での健康管理がしやすくなります。
最後に
「糖質疲労」は、健康であり続けたい方や、ダイエットを成功させたい方におすすめの本です。
日常生活での具体的な対策が豊富に紹介されているため、実際に読んでみると、すぐに実践できるアイデアがたくさん見つかります。
興味がある方は、ぜひ手に取って読んでみてください。
共感を得られる内容であり、読後には新たな発見があることでしょう。
糖質管理やダイエットに関心がある方にとって、この本は必読です。自分の健康を見直し、より良い生活を送りたいと考えている方にとって、大きな助けとなることでしょう。
是非、手に取ってみてください。