【エッセイ】好きな曲 トラヴィス「マイアイズ」
好きな曲
イギリスは
スコットランドのバンド
トラヴィスの「マイアイズ」です
自分には
一生死ぬまで
子供は
出来ないのだろうと
自分に子供が出来る事等
周りの人達からも
誰が想像したかと
そんな私に
去年の8月に
子供が産まれ
コロナでバタバタと
出産の立ち会いも出来ず
会えたのは
出産から一週間
街で見かける赤ちゃん
ぐらいしか
見たことない人間に
とっては
何とまぁ小さい事
2リットルの
コーラのペットボトル
ぐらいに小さくて
泣くことと
ミルク飲むことしか
出来ない最弱の存在
そんな最弱の存在は
逆に存在感が半端なく
気になって仕方がない
赤ちゃんについて
色々と調べる
調べすぎて
口うるさくなり
妻がキレる
すみません
そんな赤ちゃんも
産まれてもう半年
言葉の様なものを喋り
笑って
泣いて
表情豊かに
手足がよく動くようになり
ミルク以外のものも
口に出来るように
なってきた
人生でこんな生き物に
あったことが無く
根源的な感覚
子孫をつなぐ
子供を守る
子供に伝える
とか
そんな事は
どうでもいいから
おいといて
まぁ
赤ちゃんは
かわいい
他の赤ちゃんも
かわいい
これから
どんな人間に
なるのだろう
自分らしく
産まれてきて良かったと
人のために
自分のために
生きてほしいなと
トラヴィスは
スコットランドの
グラスゴー出身
メランコリックな
メロディを売りにした
ロックバンドで
オアシスやブラー等の
ブリットポップの後に
出てきたバンド
セカンドでブレイクした
懐かしい
この曲「マイアイズ」
が収録されている
アルバムは5作目で
ボーカルのフランヒーリィ
に子供が産まれて
その子供と奥さんに
捧げられた曲だそう
歌詞は
Deep in my heart〜
やさしいメロディで
はじまって
この時点で泣きそうになる
ただ赤ちゃん産まれて
ありがとう
よかったねだけの
歌詞ではなくて
父親の不安や
これからの
現実や死なども
内包していて
すばらしい
PVも秀逸で
コミカルに描かれていて
それが逆に
泣けてくる
メンバーが嬉しそうに
滑り台を
滑って来るのは
産道を通って
産まれて来るメタファー
だろうけど
サラッと
それをやれるのって
本当素敵だな
PVはYou Tubeにもあるので
良ければ視聴してみてください
トラヴィス「マイアイズ」
https://youtu.be/S14IHuVC0uE