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「だるまちゃんととらのこちゃん」 【215/1000*絵本】

去年から「人生を楽しくする100冊」にも取り組んでます。去年は選書本42冊しか読了出来ず(トータルの読書は100冊以上読めたけど)で、今年も引き続きやってます。読書アプリに登録してるのだけど、もう一つ視覚化で、手帳にだるまシールを貼っていってます。これは、月間ページに貼るとどのくらいのペースで読めているかわかるのと、達成感があってわりと楽しい。

そんな感じでだるまに馴染んでるというのだけではないけれど、かこさとしさんのだるまちゃんシリーズを見つけると、違う作品も読んでみたくなって、また借りてきちゃいました〜。

今回のはペンキ屋さんのとらちゃんとのあれこれ。かこさんの描く絵は、ひょうひょうとしている感じもあって、主人公たちの表情や行動、街並みを見てるだけでも楽しい。

とらちゃん家の商売道具のペンキで遊ぶと叱られるから、自分たちで山の土でオリジナルペンキを作って、いろんなところに模様を描いて遊んでいます。街にも自然などにも描く。

あ。絵本には、竹林にも描いている様子があります。最近インバウンドの観光の増加で、京都の竹林に落書きをしてるのが困ってるそうです。絶対にやめてほしい。絵本のファンタジーと現実の問題をどこまで線引きするかって、現在ではかなり難しい問題ですね。

2人のひょんなペンキトラブルから車や店に模様を描いてというオーダーがいっぱいになり、ペンキ屋さんは大忙し。楽しくカラフルな世界と、ペンキ屋さん家族との温かいふれあいが楽しめる絵本でした。

【絵本のキーワード】
だるまちゃん とら ペンキ 落書き 楽しい

「だるまちゃんととらのこちゃん」加古里子(さく/え)


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