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「きみはほんとうにステキだね」 【169/1000*絵本】

私はわりかし悩み事をずっと抱え込むタイプで、何かひとつのことに捉われてしまいがちだし、ぐるぐると考えが巡ってしまいがちだ。今はもう大丈夫だけれど、過去ズルズルとストレスをひきづっていたこともある。眠れない日々が続いたし、通勤中もずーっとその出来事が脳裏を離れなかった。

本当はもっと楽しい話やおしゃべりをしたいのだけど、渦中にいる時は、友人につい愚痴ってしまったりした。でも話を聞いてもらえるだけで、救われている感があるのだ。友人にも同僚にも申し訳ないけれど。

誰か一人だけでも味方がいれば強くなれるし、勇気が持てる。それは、私自身もずっと思っている。会社でも学校でも、理解者がいるだけで心が安定し強く生きられるのだ。

さて、宮西さんのティラノサウルスシリーズ。もうどこかで涙腺をやられるのは必至だ。今回も最後にはやられて、涙腺崩壊。

威張ってて意地悪ばかりしていたティラノサウルスが死にそうになったとき、命を助けてくれたエラスモサウルス。ティラノサウルスは、初めて「ありがとう」を言い、そして自分をよく見せようと嘘をついてしまう。でもそんなことは知らないエラスモサウルスは、その時から友達になる。

嘘をついていつつも、最後に正直になったティラノサウルスに、エラスモサウルスがかけた言葉がまた素敵であたたかい。本当、誰しも勇気を持つこと、またそれを受け止めて認め、励ましあうことの大切さを教えてくれます。

【絵本のキーワード】
理解者 仲間 友人 勇気 正直 友情

「きみはほんとうにステキだね」宮西 達也 (著)

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この絵本に通じるのと、誰かのためにの言葉が詰まってるので、コチラも貼ってみます。




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