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【四国・九州編】旅の記録 16日目

2月25日、16日目の朝はとても良い天気でした。
天気が良すぎて、前日に降っていた雨により濡れた大地が暖められ、じんわりと蒸気を上げる程度には気持ちのいい朝でした。昨日とは大違いですね。

しゅわしゅわしている朝。

この日は開聞岳をベースにして周遊予定です。
開聞岳は別名「薩摩富士」とも呼ばれるほど裾野が綺麗に広がっている山です。
昨日遠目に見ることはできましたが、もっと間近で見たいですよね。見たくないですか?
そのため、朝ごはんはしっかりと食べましょう。

テンション上がる朝食。

たまにローソンで見かける、店舗で作っているおにぎりをいただきました。
美味しかったのですが、温めたらもっと美味しいですよね。
次回こんな旅に出る際は、小さくてもいいから電子レンジを持って行きたいです。
とはいえ、就職したらこんな旅をできるとは思えませんが…

1.池田湖の黄金鳥居

池田湖と開聞岳。
鳥居→池田湖→開聞岳。
黄金色に輝く逆光鳥居。

金運アップしそうな鳥居です。
この鳥居の奥に見えているのが、今日の最終目的地である開聞岳です。
両サイドには金の龍。
全体的に成金の雰囲気ですよね。

チャレンジボックス。

厄災除けの龍の玉。
100円で黒い玉を購入し、その玉を投げて鳥居の上にある輪っかを通し、奥に設置されているカゴのようなところに入れたらご利益があるそうです。
ご利益のハードルたっけぇな。
ちなみにこの黒い玉、魚の餌だそうです。
カゴに入れても外しても強制的に魚の餌になる。
素晴らしいシステムですね。
よくよく見てみると、黒い玉の入っている箱の上に魚のシンボルあるんですよね。今気づきました。餌じゃん、これ。

100円で5球という、某二見ヶ浦の福玉と違っていっぱいチャンスありますね。(2月19日、10日目参照)
ハードルはこっちのほうが高そうですが。

というわけでチャレンジ、1投目!
上の輪っかにすら届きませんでした。
2投目は修正し輪っかは通りましたが、直線性がありすぎたのか、カゴを通り過ぎてしまいました。
これは力加減が難しい。まいったな…
3投目、力抜きすぎて輪っかにすら届かず。
4投目は輪っかの右側に飛んでいってしまいました。下手くそです。
ラストの5投目。これで外したら厄除けできない!がんばれ俺!うおおおおお!!
投げた玉はいい感じの放物線を描き、輪っかを通り過ぎました。いけ。カゴに入れ。いけ!!
奇しくもカゴの右側に落ち、チャレンジ失敗でした。

黄金鳥居から開聞岳を拝むことができたから、もうOKです。

2.JR日本最南端の駅「西大山駅」

どこから開聞岳を見ようかと地図を見ていると、最南端の駅という名前が目に入りました。
いいじゃないですか、最南端の駅。ぜひ行きましょう。

佐多岬は30度59分なので、割と近い。

ほんの少しだけ車を走らせ、すぐに到着です。
昨日は日本本土最南端にいきましたが、翌日に最南端の駅に行くとは。

JR四極。

本土四極みたいに、JR駅四極もあるっぽいですね。鉄道にはそこまで大きな興味はないので、制覇はしないでしょうが。

開聞岳と駅。

なんとこの西大山駅、無人駅でした。
この風景の写真を撮るだけなら無料です。
鉄オタくん、行っといでよwwww(雑煽り)

3.移動中

海と開聞岳を撮りたい!!という変な思考に取り憑かれ、調べてうろうろして、ようやく辿り着いたのがここ、川尻海岸。

海と山。いいやん。

ここの砂浜は灰色でした。灰なんですか、これ?
海水浴場になっていないのは、この灰混じりの砂浜だからなんでしょうか。知らんけど。

砂浜ならぬ灰浜。

その次、廃墟を発見してしまいました。

青空廃墟。

ここ以外にも廃墟が数件あったんですが、鹿児島の南側って廃墟の町なんですか?

柵ばかりある…妙だな…(名探偵感)

中身を覗かせてもらうと、何かの飼育場っぽい後でした。
鹿児島って黒豚が有名だし、もしかしら養豚場跡地…?
写真撮ってませんでしたが、隣の建物の中にはエサであろう顆粒状の物が山のように積んでありました。
もしかしたら養鶏場のセンも浮上してきましたね。難解な事件です。

猫の剥製、マジでびびった。声出たもん。

それからさらに走らせると、さつまラーメンの文字が。

ひな人形とラーメン売ってるのかと思った。

そういえばさつまラーメンって、名前きいたことあるけど食べたことないラーメンNo.1です。2はベトコンラーメンで、3は麻婆ラーメン。あれ、3は食べたことある気がしてきた。

塩ベース!!

なんとこのさつまラーメン、ワンコインでした。
ご飯と餃子のセットにして650円。さらにゆで卵1つ無料。
鹿児島って、たまに値段設定バグっていますね。びっくり。

日本一だと!?

そろそろ最終目的地に到着したいのですが、気になるものを見つけてしまいました。
なんと日本一です。そりゃ気になるでしょ。(ダブルミーニング)

おぉ、でかい!日本一とはコイツのことか!!

境内にはいると早速お出迎えドーン!うおおおでっけえええ!!

ちゃうんかい。

と思ったのに、これじゃないんかい。
境内の奥左ね、と目をそちらに向けると、明らかにアレだろうなぁというバケモノが鎮座していました。

でけぇ。デカすぎ。
どう見てもトレント。火属性の武器欲しいね。

写真だとあまり迫力がないかもしれませんが、実物はかなり巨大で、近くにいるもの全てを圧倒されてしまいそうな迫力がありました。

大楠のキャプション。

日本一の巨木を名乗っていますが、具体的にどこが大きいのかというと、樹径らしいですね。幹の太さ。
根回りで33mって、そりゃバカでかいわ。

この日の鹿児島は、たまたま写真を残すことが多かったんですが、いつもこんな感じでフラフラとしています。
嘘です、この日はフラフラしすぎました。普段は行っても1箇所〜2箇所でいいところ。
珍しい日でした。

4.宿泊地「道の駅 霧島 神話の里公園」

ここの道の駅には、17時ちょっと前くらい到着しました。
これだけ高い場所に登ってきたので、日中〜夕焼け〜夜の変遷を撮りたかったんですよ。
それにほら、名前的にも通ずるものがありますし。

たぶん霧島山。たぶん。
たぶん桜島。たぶん。
17時の霧島からの眺め。
18時の霧島からの眺め。
20時の霧島からの眺め。
23時、西側の空。

ああ、やっぱり僕は、星空が好きです。
標高670mから見上げる空は、普段よりも空が近くに感じられます。
物理的にも近いといえば近いのですが、標高が高いほうが天体観測の好条件(大気が薄い、気温が低い、湿度が低い)が整いやすいためです。
天体オタク界隈では有名かもしれませんが、チリのチャナントール山をご存知でしょうか。その山の、標高5670m地点に天文台があります。
ここで撮影される星の写真は、それはもう素晴らしい写真ばかりです。
最高の気象条件で星撮りのプロが一流の機材を使用して、天体撮影する。素晴らしいじゃないですか。
いつか行ってみたい場所の一つに入っていますが、いつ行けるのやら…

このような素晴らしき星空に抱かれながら、眠りに沈みます。
車中泊なんですけどね。

16日目走行距離:232.5km
総走行距離:2,153.4km

2,000km超えちゃったよ!!

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