二人展《空はシトリン》|DAY 3
本記事はオンライン展覧会《空はシトリン》DAY 3の配信記録です。明日8/4最終日は最終日となります。
Text|霧とリボン
一日のお休みをはさみ、夏フェスの後半が本日よりスタートしました。
影山多栄子 & 永井健一 二人展《空はシトリン》DAY 3をお楽しみ下さいました皆様に厚く御礼申し上げます。菫色の小部屋を翔るシトリン旋風、宮沢賢治『春と修羅』と出会った新しい風を感じて頂けましたら幸いです。
盛夏の遠雷のように、夜汽車の走る音が聞こえてきました。
本日最初のご紹介は、詩人・維月 楓さまがご案内する「青森挽歌」をテーマとした3作品。永井健一さまの絵画2点と影山多栄子さまの人形1点が、妹とし子への賢治の祈りを受け継ぎます。どこからともなく、苹果の香りが漂って——
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菫色の小部屋に美しい虹がかかりました。その円弧状の尖端はどこからきて、どこへ続いてゆくのでしょう。
永井健一さまの絵筆が架けた大気光学現象。ヨネヤマヤヤコ様のペンがさらなる光学的魅力を引き出し、虹の神イリスのごとき伝令使となってその美を私たちに届けて下さいました。
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画家・永井健一さまと霧とリボンはこれまで、光栄にも様々なコラボレーションを行ってきました。
2021年秋にオンライン開催した《スクリプトリウムvol.3〜植物図譜》展では、霧とリボンのプライヴェート・ポプリブランド「Du Vert au Violet(ドゥ・ヴェール・オ・ヴィオレ)」がローンチ。
その際、永井健一さま(トワル・ド・ジュイ)、維月 楓さま(翻訳)と共に、ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』を題材にしたポプリセットを発表しました。
そして発表時、香りの印象を言葉で綴る珠玉の「ムエット・エッセイ」をお寄せ下さったのがヨネヤマヤヤコ様でした。
明日いよいよお披露目の新作コラボ作品、影山多栄子&永井健一&Du Vert au Violet「架空のシトリン・ソーダ」。本作のムエット・エッセイもヨネヤマ様に手がけて頂きますので、どうぞご期待下さい。
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菫色の小部屋の思い出を——
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それでは、本日DAY 3の配信記録をお届け致します。永井健一さまの絵画作品6点、影山多栄子さまの人形作品1点をご紹介しました。
毎日夜更新される一日のまとめ記事(本記事)をご覧になれば、見落としなく配信内容をチェックできますので、ぜひご活用下さい。
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本日も夏フェスのご参加、ありがとうございました。いよいよ明日8/4は最終日です。終幕のステージのフトントロウへ、ぜひお出かけ下さい。
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販売期間は【8月6日(土)23時〜8日(月)23時】の3日間。販売は下記バナーの霧とリボン オンラインショップにて。*先着順販売・通販限定
8/4の夜までに、本展出品の全作品が並びます。
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