UI/UXデザイナー志望が考えるアニメポケモンの魅力−1.観察
動物っぽさと人間らしさが絶妙なバランス
アニメのポケモンの魅力でまず上がるのはコレです。
なので、ポケモンを観察するのが楽しい。
実在の動物っぽい仕草や行動、人間のような表情と行動、このふたつのバランスがとても絶妙なのです。
観てるだけでも面白いですが、実際に描いてみると、特徴がよく掴めます。
ピカチュウの場合
例えば、ピカチュウ(通称:キャップ)がきのみを持っていくシーンを観るだけでも、色々なことがわかります。
わかること
ビーバーがやさいを持っていくかのように、口に咥えつつ両手いっぱいにやさいを持って行っている
体は縦に真っ直ぐ歩いているので、人間っぽい
歩く時に足を大げさに上げているように見えるが、人間でいう腿〜ふくらはぎにあたる部分がピカチュウは短いので、足先を高く上げるのは自然な動き?
足の形がウサギにそっくりだからジャンプも得意(トレーナーの肩にもラクラク登れる)?
ホゲータの場合
他にもホゲータを描いてみると、
わかること
ホゲータの前歯、こんなに尖っているんだ
手は3本指だけど足は2本爪、イノシシみたいだ
口を空けて寝ている姿が人間っぽい
へその辺りに、ドラえもんの四次元ポケットみたいものがある!
その他のポケモン
たくさんあるので、いくつか絞りました。
3話 優れた嗅覚で一度嗅いだ匂いを忘れないイワンコが行方不明のニャオハを見つける姿が警察犬っぽい
10話 オリーニョにオイルをかけられて、身体が細くなるパモットの姿が、毛が多いイヌネコを洗うと"本体細っ!"と思うのと同じ
18話「ピカチュウ」と呼ばれて、耳がピクッとなるピカチュウ。イヌでもよく見かける
24話 ニャオハが箱を見てネコのようにうずうずしてから、箱に勢い良くズザーッと滑り込む
24話 心をひらきにくいと言われているミブリムがリコ(主人公のひとり)に頬ずりするシーンがネコっぽい
18話 リザードンが懐いているヒトに撫でられて、グルグル言ってる姿がネコっぽい。描いてみると、マズル(鼻・口・アゴの部分)はそんなに長くないと分かる
絵だけじゃなく音も
あと見た目だけでなく音にもこだわっていて、ピカチュウ、フリード(ヒト)、リザードンが空中から草原に着地する音の違いが明確で、
ピカチュウ(重さ6kg) →トッ、カサカサッ
フリード(体重60〜70kg台?) →トンッ
リザードン(重さ90.5kg) →ドシンッ
という感じで当たり前のことなのですが、重さによって着地の音が違っています。
こだわりがスゴい。
まとめ
アニメポケモンに出てくるポケモンたちは、動物っぽさと人間らしさのバランスが絶妙で、観ていて飽きません。
今後もたくさんポケモンが出てくると思うので、今からとてもワクワクします。
動物好き・動物園に行くことが好きな人に、アニメポケモンはとてもオススメです。
次回は
アニメポケモンのプロセスの魅力について書きます。