あといつつ
5年前から書き続けている連載小説の最新話があと5PVで100PVに到達する。
「教会と吸血鬼」である。
見知らぬ吸血鬼が女子中学生相手に求婚する小説だ。ちなみにラブコメではない。
もっと具体的なあらすじはこんな感じである。
吸血鬼に教会をぶつけた、なんともありきたりな設定。これでも、我ながら骨太だなと自画自賛している作品のひとつなのだ。
なぜかというと―タイトルに書いてあるわりに、当の本人はなかなか表舞台に立たないからだ。
あらすじをもうちょっとだけ深掘りしていくと、この物語は選ばれてしまった者たちの本質で成立している。
メインキャラの楓と大河は、思春期特有のもどかしさをそれぞれ抱えている。二人とも「吸血鬼に見初められた」共通点はあれど、昇華する方向性がまるで違う。
大河は現状を打破しようともがいているが、楓には打破する理由を見つけられていない。それどころか、自分のことさえ分かっていないのだ。
なぜ吸血鬼は楓を選んだのか。
楓にはあって大河にないものはなんなのか。
仮面の修道女は一体何者なのか。
この3点に注目して続きを楽しみにしていただきたいと願う。
本音
結局続きの構想が何も思い浮かんでないよー
いいなと思ったら応援しよう!
虹倉家の家計を支えてくれる心優しい方を募集しています。
文章と朗読で最大限の恩返しをさせていただきます。