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【おすすめ本】自分の親に読んでほしかった本

こんにちは。かちゆみこです。

先日、大雨の日にチャリでこどもの送り迎え、その後、歯医者へと行ったら、次の日から発熱してダウンしていました。

やっと体調がよくなってほっとしています。

今日は、大切に読み進め読み終わったら、ぜひ、皆さんにもおすすめしたい!!!と思っていた本を、満を持してご紹介させていただきます。

今回のおすすめ本はこちら!!!

おすすめ本:子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本


(Amazonアソシエイトにチャレンジ中です)

名前が印象的で、出会った本です。

こちらは今日本でもベストセラーになっていますね。

読んでる方も多いんじゃないかな?

私は、はじめ、地元の図書館で借りようとしましたが、予約が30件以上入っていて、結局買うことにしました。

結果、買ってよかった!!!

もうすでに本は付箋だらけ。

手元に置いて、何度も何度も読みたい本になりました。

私は、この本がベストセラーになっていることに大きな喜びを感じています。

なぜなら、この本は「子育てにいかに親自身の生い立ちが影響しているのか?」

そして、「自分の生い立ちにどのように向き合えば、親子関係が改善し、育児も楽しくなるのか?」という

小手先の育児本ではなく、『根本解決』が書かれた本だからです。

それって、まさに私が探し求め、体験してきたことだし、これから伝えていきたいこと。

今までだったら、きっと、もっと気軽な育児本の方が売れていたでしょう。

それが、こんなに、今、日本でもこの本が読まれているなんて!!!!

これを機に、「心から幸せなこどもたち」が増えるかもしれないと大きな希望を感じています。

もし、読んでいない方がいたら、ぜひ!!!
子育て経験のない方にもきっと響く内容だと思います。

それでは、私目線での本の紹介をさせていただきます。


過去は私たちを攻撃する

これは衝撃的な内容ですが、どうか目を背けず、読んでいただきたい事実です。

自分がどのように育てられたか、自分が何を受け継いだかをきちんと見つめないと、過去が私たちを攻撃します。ふと、こんな台詞を口にしたことはないでしょうか。「やだ、昔、母さんが言ってたのと同じことを言っちゃった」。もちろんそれで子どもが、求められ、愛され、安全に守られていると感じられるような言葉ならかまいません。しかしたいていは、その反対です。

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.16より引用

「過去は過去」「それよりも、今をどう生きるか?が大切」
そんなフレーズをこれまでよく聞いてきましたし、私自身、その言葉に救いを求めてきたこともありました。

過去をしっかりと昇華して、その上で「今」を大切に生きる在り方は素晴らしいですが、私は長年、勘違いをしてきてしまいました。

過去を切り捨て、見ないこと。
今がよければそれでいいじゃん!!!

結局、私の場合、その「勘違い」が育児を通して痛いほど、あぶり出されてきたわけですが・・・・(;^_^A

この本では、自分の過去にも共感を向けるまなざしを育てていけます。

自分の過去への理解も深まると、自分の子どもへの共感も深まるのです。

子どもにまつわることであなたが怒りを感じたり、過度に感情的なほかの反応が起こったりするのは、自分が子どもと同じ年齢だったときに抱いた感情から自分を守るための手段なのです。子どもの行動が過去の自分の失望、憧れ、孤独、嫉妬、欲求の引き金となるのを無意識のうちに怖れているのです。その結果、子どもの感情に寄り添うよりも、一足飛びに安易な選択をしてしまい、怒ったり、ストレスをためたり、パニックに陥ったりするのです。

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.19より引用

子どもに対する苛立ちの原因が自分の手の届かないところにあると認めると、怒りを強めてしまうような気がするかもしれません。しかし実際には、扱いづらい感情に名前をつけ、背後にある別の物語を知ることで、自分の子どものせいではないのだと納得でき、子どもに八つ当たりをすることがなくなります。

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.19より引用

これは、私にとっても、身に覚えのある体験です。

✅合わせて読みたい (私の体験は以下)

こどもの幸せを願うなら・・・


親としてこどもの幸せを願わない人はいないはずです。

もちろん、私もこどもの幸せを願って日々、過ごしています。

だけど、その想いが強すぎてすれ違いが生じ、こどもには伝わっていないこともよくありました。(特に上の子たちが小さいころ)

それから、少しずつ、自分の子どもへの関わり方、自分への関わり方を変えてきました。

「私の中にどんな感情も受け入れる器を育てていくこと」
これが今、私の子育ての最優先項目になりました。

このフィリッパさんの以下の言葉を読んだとき、「あぁ、これでいいんだな」と優しく後押ししてもらえたように感じました。

親である私たちは、子どもの幸せを何より望んでいます。だから、子どもが幸せでないと、幸せであるかのように子どもや自分を無理にでも納得させたくなります。

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.86より引用

子どものために何を望むかと訊かれたら、あなたはおそらく「幸せになってほしい」と答えるでしょう。幸せになるための能力を子どもに望むのは、悪いことではありません。しかし私たちはこの「幸せ」という言葉にさまざまなものを盛りこみすぎていないでしょうか。完璧な時間を過ごす完璧な家族写真のようなものを考えていませんか?

幸せは、ほかのすべての感情と同じく、訪れては去っていきます。もし常に幸せだったら、比較できる精神状態を経験したことがないせいで、自分が幸せかどうかわからないはずです。子どもが幸せでいるためには、親が子どものすべての気分を受けとめ、子どもが経験している世界のすべての側面を受けいれる必要があります。

𠮟りつけたり、気を逸らしたりして、無理やり幸せにすることはできません。子どもがどんな経験をしようと、それをどう感じようと、あなたが子どもを愛して受けいれれば、子どもは幸せになる能力を身につけます。これは子どもだけでなく、あなた自身についても同じです。親も自分で自分を、自分のすべての気分を、受けいれる必要があるのです。

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.99~100より引用

✅合わせて読みたい (自分に感情が戻るコツを書いています)

歩み寄りつつ問題を解決する方法

本書には、親がどんな風に行動を変えていけばいいのか?具体的な方法も明記してあります。

その方法、ご紹介しますね。

(1)自分の考えを明示することによって、問題を明確にする→「部屋をきちんとしてほしい。私はあなたに部屋を片づけてほしい」

(2)行動の背後にある感情を突きとめる。子どもには助けが必要かもしれない→「友達が散らかしたのに、自分一人で部屋を片づけなきゃいけないのはフェアじゃないって思ってる?」「片づけようと思っても手も足も出ない感じ?整理することなんか永久にできそうにないと思ってる?」

(3)その感情を受け入れる→「不満に思う気持ちはわかるよ」「大仕事の最初は圧倒されるよね」

(4)意見を出しあって解決方法を考える→「それでもやっぱり片づけてほしい。一番簡単な方法は何かな?」

(5)決まったことを最後までやりとおす。必要があれば、いくつかのステップをくり返す

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.263~264より引用

親が焦らず、こどもに伝わるようにていねいにステップを踏んで、必要があれば前のステップをくり返すこと。

ついつい、余裕がないと、無理やり「言うことを聞かせたい!」モードにハマってしまいがちな私ですが、このステップ意識していきたいです。

親になると、本当に忍耐力が鍛えられますね(;^_^A

いくつからでも親子関係は修復できる!

ここまでお読みになって、過去の育児に対して、自分を責めたり、後悔してる方もいるかもしれません。

そんな方に、最後にフィリッパさんの言葉を紹介します。

罪悪感を抱いてもいいことは何もありません。必要なのは、間違いを認めたうえで行動を正すことです。これは本書でもくり返し強調していくつもりなのですが、完璧な人間などいないし、私たちはみな間違いをおかします。間違い自体はたいして問題ではないのです。大事なのは、その間違いをどうやって正すかです。断絶が子どもとの関係や子どもの心の健康に問題を引き起こすのは、それが修復されない場合だけです。

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.89より引用

親子関係を修復しようと思うなら、遅すぎることはないのです(もちろん双方が生きているほうがいいのですが)。やり方はいままでと同じです。自分の行動、子どもの行動に隠された感情を探り、その感情を理解しようとすることです。

自分の親に読んでほしかった本   フィリッパ・ペリー著 P.319より引用

まとめ

今回は、「自分の親に読んでほしかった本」について熱く(笑)ご紹介させてもらいました。

本の中にはたくさんのワークがあります。

もし、本が手元にある方は、ぜひワークをご自身でもしてみてくださいね。

もし、一人で自分の「過去」と向き合うのは荷が重い・・・と感じる方は、よかったら、お声をかけてくださいね。

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