
どんなプロセスであってもだいじょうぶという感覚
心の内側のプロセスは、波みたい。
静かな波のときもあるけれど、大荒れのときもある。
だけど、波はなくならない。
大切なのは、「どんなプロセスも見守る」視点。
波そのものになって、自分が飲み込まれてしまっては、苦しくて苦しくておぼれてしまうもの。
インナーチャイルドの学びを始めて、私の中に、この内側を「見守る」視点(=成熟した大人の意識)が育ってきているのを感じている。
私は、元来すごくせっかちで、いろんなプロセスをすっ飛ばして、理想化した場所まで自分を行かせたい・・・という想いが強かった。
コツコツ積み重ねるのは、なんだかなぁ・・・って抵抗感。
だけど、今、その積み重ねることの大切さをしみじみと実感している。
インナーチャイルドは「一声一人」
インナーチャイルドは、「一声一人」と言われる。
これまで、一人一人と出会うように、インナーチャイルドとも出会ってきた。
内側には、ほんとうに多様なチャイルドたちがいる。
元気な子、
すねてる子、
怒ってる子、
フリーズしてる子、
疲弊しながら親を助けようとし続ける子などなど
この子たちが全部、自分の中にごちゃまぜ・バラバラになって
それぞれの「信念」に沿って生きている。
もし、「傷ついてる」と感じる子に
出会ったら一人一人再生させていく・・・という
目に見えない地道なことをしてきた。
チャイルド一人一人との出会いは
小さいかもしれないけど
かけがけのないもの。
出会った子
一人一人が本来の輝きを取り戻すことは
とても嬉しいこと。
・・・と言っても
チャイルドとの関わりは
焦らず、期待せず、あきらめず
コツコツと続けること
「どんなプロセスにいても、だいじょうぶ」と
そのプロセスを信じて関わり続けること
しかないなぁ。。。。
ほんと、インナーチャイルドワークは、内なる子育て!!!
私がその地道なプロセスを続けてこれたのは、
内側を見つめる旅の最中、伴走してくれたセラピストが、「どんなプロセスであっても、大丈夫ですよ」と、目の前で起こっているものすべてを信頼し、受け入れてくれたっていう経験も大きいし
グループコースでともに学ぶ仲間が、それぞれのプロセスを大切にして、今いる場所を分かち合えてきたということが大きいなぁ。。。
そうして、プロセスしていくと
ふと、大きな癒しや変化が起こったりする。
ほんとに、ふと・・・ね。
あんなに大きいと思っていた壁が、ある日突然、なくなっていたと気づいたり、
あまりにも自然すぎて、あとで自分の変化に気づいてびっくりするとか・・・
ここまで、心のプロセスを歩んできて言えることは、自分の内側と出会う度、自分への愛おしさも増してきてる・・・ということ。
そして、内側がどんどん多様なチャイルドで
あふれていくと
現実も多様になっていくということ♪