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最近読んだ本


ヴェネツィア神話: ある国家の図像化 デヴィット・ロザンド 石井元章訳
「いとも晴朗なる共和国」、「アドリア海の女王」、どの土地とも異なる、神の意志で作られた特別な場所――そうしたイメージ戦略を成功させ、ヨーロッパに君臨した水都ヴェネツィア。みずからのために生み出したさまざまな題材により自己神話化をはかったヴェネツィアの歴史を国家形成期から18世紀の没落までたどる。
ちょっと難しかった。。。

「ちいさな社会」を愉しく生きる広い世界から、深い宇宙へ 牧野篤
研究室を飛び出し、全国各地の高齢化や過疎化に悩む地域に出向き、コミュニティの活性化に取り組む東大教授が、退職後の人生に思い悩み、何かをしたいと考えている人が、どうすれば老いを豊かに生きられるか、どういうコミュニティが高齢者も居心地よくいられるかを提案。ヒントは「ちいさな社会」
たとえば、都内で空き家を利用して行われているお茶の間づくり、都市近郊の限界団地を活性化させる茶論計画、各地にある公民館を大変身させ変幻自在な空間をつくる法などなど、現在進行形で実際に高齢者がいきいき社会生活をしている現状を語りながら、老いても豊かに暮らせる未来を展望する本。

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