江の島の河津桜

4年前の今頃

関東に住む息子から緊急の連絡があった。

熱が下がらない。病院に行った。嫁は妊娠していて、もしかしたらうつったらいけない病気かもしれないと言われたので実家に帰している。（病名は忘れた）（母はうつっても良いのか？と思ったのは帰ってきてから）
熱と頭痛がひどくて起き上がれないので、申し訳ないけど来てもらえないか、と言う事だった。

私はその前の年から休職していた。

すぐにチケットを取り翌日には息子の家に行った。

ある程度のところまでリムジンバスで行き、電車に乗り何とか息子の家に着いた。

Google先生ありがとう、だ。

私が出来ることは、洗濯、掃除、そして食事を作る。

退屈なので毎日買い物に行く。

この買い物が、毎日のウォーキング代わりで私にも良かったのかもしれない。

知らない土地も気持ちに余裕が出てくると遠回りするようになり、氏神様にお参りに行ったりしてそれなりに楽しんだ。

今ならカフェに入ったりするのかもしれないが、その頃は残念ながら行かなかった。

数日すると熱は下がり息子は回復した。

そのお礼にと連れて行ってくれたのが江の島だった。

テレビ番組の天気予報などでよく見かける「江の島」が目の前に見えた時

なんか感動した

でも、結構歩かなくてはいけない

数日のウォーキングでは、まだ体力はついていなかった。

まずは、お刺身定食を食べたと思う

そしてまた歩き始めた。

エスカー（エスカレーター）に乗る前に、ヘッダーの写真を撮った。

とりあえず上まで行って、ゆっくり降りてこよう。その時に色々と見ると良い

そう思っていた。

ところが、ズンズン進んでいくと反対側？に船がいた。

疲れている私を見て息子が「乗る？」と聞いた。

『乗ろうか』

来た道をゆっくり降りながら景色を楽しむことをすっかり忘れていた。

船に乗って‥振り出しに戻る

江の島の入り口辺りに戻ってしまった。

後悔先に立たず、とはよく言ったものだ。

また上る気はしない。

私達はそのまま駅へ向かった。

その数ヶ月後、息子の結婚式の翌々日にまた江の島に連れて行ってもらった。

綺麗な花が沢山咲いていたが、桜は無かった。当たり前だけど

また、いつか江の島に桜を見に行きたいな。

河津桜

そろそろ咲いているのだろうか

この時のことは嫁と嫁の両親からとても感謝された。

以下は息子の結婚式の後に江の島で

🌹

今日はこんな曲

すごく古い曲ですが、短い曲なのでよろしければ聞いてみてください。

イルカ　風にのせて

風にゆれる花を　「きれいね」とあの人は言った
ぼくは　今まで何も気づかなかった

風にゆれてる花が　君には見えますか？
見ようとしなければ　何も見えはしないのです
急ぎ足で通りすぎて　行くなんて
君にも知ってほしいな
心のとびらをあけて

君に聞こえますか？　ぼくのこの声が
いつまでもうつむいていないで
顔を上げてごらん

風にゆれてる花が　そこには見えるはず
今すぐとどけてあげたいな
あの人からもらった　ほほえみを　君にも
風にのせて

とっても悲しいことがあった時、つらい時、
だれでも、他の人からほほえみをもらうものです。
そして、自分もほほえむことが出来る様になるのです。
だから　今度は君にも、ほほえみをあげたい。

風にのせて

読んでくださってありがとうございました☘️

みんな大好きよ😘