2月6日は、海苔の日&抹茶の日&週刊誌ブームの幕開け&環境・エネルギーに取り組むブルーの日&フンドーダイ・煮物の日
【海苔の日】
大宝元年に制定された日本最初の法律とされる大宝律令において、海苔は年貢として納める海産物のひとつに指定されていたことにちなんで、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が、大宝律令の制定された旧暦の大宝元年1月1日を新暦に換算した(701年)2月6日に、記念日を制定しています。
また、例年2月の始めくらいからは、海苔の生産量が全国で最盛期を迎えることにも由来しています。
天然海苔は天産物でもあり、同じ生産地で採れる海苔でも、その年の水温や雨などの天候状態によって出来は全く異なることから、一品物として親しまれています。
また、特に焼き海苔には、ミネラル分やカルシウム分などの栄養価が高いことから、健康を維持していくためにも大切な食べ物のひとつとして重用されています。
【抹茶の日】
茶道では、釜に火をかけて湯をわかす「風炉(ふうろ)」を使用することから、ふう(2)ろ(6)の語呂合わせにちなんで、愛知県の西尾市茶業振興協議会が、2月6日に記念日を制定しています。
愛知県西尾市の特産のひとつ、抹茶・西尾茶を広くアピールすることが目的とされています。
昨今の抹茶ブームもあり、いろいろな製菓などで抹茶味が登場していますが、本当の抹茶が使用されているケースは結構稀で、その多くは、漢方としても用いられている蚕沙(さんしゃ)を使用しているそうです。
《蚕沙》
元は蚕のフンで、桑の葉だけを食べて育った蚕のフンは、クロロフィル葉緑素が多く含まれていて、毒素も無いことから、緑色素を出すために、食品加工、美容ケア製品、歯磨き粉などにも広く使用されています。
《表記の違い》
原材料名の欄
銅葉緑素:蚕沙
桑葉末:蚕沙の漢方そのもの
抹茶:抹茶
蚕沙や桑葉末は、血流、神経痛、関節痛、胃痛などに効くとされていて、煎じて飲んだり、蒸留酒としても愛飲されています。
【週刊誌ブームの幕開け】
1956(昭和31)年2月6日、新潮社から「週刊新潮」が創刊されました。
それまでは、新聞社が独占していた週刊誌の刊行を、出版社が自ら創刊したのは初の試みとして、大きな注目を集めました。
出版社から創刊された週刊誌は、創刊から掲載されていた柴田錬三郎氏の「眠狂四郎無頼控」などの連載小説も人気を博し、売れ行きも好調だったことから、週刊新潮の創刊は、以後多くの出版社が週刊誌を手がける本格的な週刊誌ブームの火付け役となったと目されています。
【環境・エネルギーに取り組むブルーの日】
空気が澄んだ冬の青空が2月を表し、心を清らかにする意味の信仰用語「六根清浄」の「6」を合わせて、総合エネルギー・マーケティング事業などを展開しているブルーコンシャス株式会社が、2月6日に記念日を制定しています。
人間が持つ五感と、第六感とされる意識の各根幹、眼根、視覚、耳根、聴覚、鼻根、嗅覚、舌根、味覚、身根、触覚、意根、意識を清めること。
【フンドーダイ・煮物の日】
各種調味料などの製造・販売を行っている株式会社フンドーダイが展開している煮物プロジェクトから、に(2)る(6)「煮る」の語呂合わせにちなんで、同社が2月6日に記念日を制定しています。
伝統的な和食の煮物文化を次世代に伝え、未来へと受け継いでいく取り組みです。
(以上、ネット検索より)
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