12月12日の誕生花💐
ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)
=癒し、優秀、知恵の泉
デンファレ
=友情、喜び、純粋な愛
ハナキリン
=早くキスして、逆境に耐える、純愛、独立
【ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)】
中国原産のアブラナ科の一年草。
伸びた茎の先に、花径2cm~3cmの花を咲かせ、その小さな花々が、風に揺れる様子が美しい花です。
すみれ色とも言える青みがかった紫色の花が可愛らしく、群生すると、野原一面を紫に変えます。
また、オオアラセイトウ、ハナダイコンなど、いくつかの名前をもちます。
ハナダイコンは、優れた軍師である「諸葛亮孔明」が食料として、この花を広めたという伝説からです。
このほかにも「諸葛菜(ショカツサイ)」とも呼ばれています。
品種は特になく、ムラサキハナナとひとくくりにして、種や苗が販売されていますが、花色には多少の濃淡があります。
【デンファレ】
ラン科デンドロビウム属ファレノプシス系の略称です。
デンドロビウム属は、デンファレ系とノビル(ノビレ)系の2つのタイプに分かれます。
ノビル(ノビレ)系は、茎が節のあるバルブで、その節から花を咲かせます。
ファレノプシス系はバルブから花茎を伸ばし、コチョウラン(ファレノプシス)に似た花を咲かせます。
デンドロビウム・ビギッブム(Dendrobium bigibbum)というファレノプシス系の品種を、親に交配させた園芸品種群です。
その名前は、ファレノプシスに似たデンドロビウムを省略したことに由来します。
花の美しさや育てやすさから、たくさんの品種が作出されてきました。
花色や、株の大きさなど、バリエーションが豊富です。
切り花から鉢植えまで人気があり、特に切り花は、カクテルやエスニック料理に添えられるなど、身近なところで目にすることも多い花です。
ハワイの首飾り「レイ」の花材としても親しまれています。
タイで盛んに生産されていて、日本にも大量に輸入されています。
属名は「デンドロビウム」ですが、デンドロビウムは樹木を意味する「デンドロン」と、生命や生活という意味の「ビオン」というギリシア語が由来となっていて、デンファレが着生植物(土の中に根を張らずに樹木や岩に根を張り生長する植物)であるという性質も表しています。
【ハナキリン(花麒麟)】
トウダイグサ科ユーフォルビア属のマダガスカル原産の植物です。
幹や枝には長いトゲがあり、若いうちは比較的柔らかく、次第に硬くなっていきます。
花に見える部分は苞で、実際の花は中心部分にあります。
開花期が長く、生長期の期間中は、ほぼ毎日開花していることがあります。
砂漠などの水が少なく、厳しい環境に適応できるほど丈夫な植物で、耐寒性がある程度あり、関東以南の温暖な地域であれば屋外でも越冬可能です。
英名の「crown of thorns」は、キリストの磔の際にかぶせた、いばらの冠がこの植物だったとの説にちなみます。
そのほかの英名「Kiss me quick」は、花の形を唇に見立てたことに由来し、花言葉にも「早くキスして」があります。
葉に斑が入ったものや、大輪咲きなど種類が豊富です。
花色は、赤、ピンク、白、黄、緑など、カラーバリエーションが豊富です。
トゲがあるのが特徴ですが、近縁にトゲナシハナキリン(刺なし花麒麟)があります。
名前の通りトゲがなく、ハナキリン(花樹林)よりも小さく、丸い光沢のある葉をしています。
(以上、ネット検索より)