2月4日の誕生花
ヒトリシズカ
=愛にこたえて、隠された美、静謐(せいひつ)
ボケ(木瓜)
=平凡、早熟、先駆者
サクラソウ(赤)
=美の秘密
《ヒトリシズカ》
センリョウ科チャラン属の多年草です。
全国各地の森林や山野に分布しており、木陰などの湿った場所で育ちます。
冬の寒さや病害虫に強く、日差しの位置を気にする必要がないため、初心者でも簡単に育てられます。
10〜30cm程度の茎が伸び、その先端に光沢のある4枚の葉に包まれたように白い花が咲きます。
他の花と比較して、少し個性的な形をしていて、ブラシのような花を咲かせます。
開花時期は4〜5月頃で、あまり大きくない植物なので、庭に植えても邪魔になりません。
名前の由来は、平安時代までさかのぼります。
源義経の妾である静御前が、1人で舞い踊る姿がヒトリシズカの花に似ていることから、その名がついたとされています。
静御前は、源義経の正妻になれなかったため、「愛にこたえて」という花言葉がつけられました。
《ボケ(木瓜)》
日本に自生する植物で果実が瓜に似ています。
原産地は中国大陸となり、観賞用に栽培された帰化植物です。
花は鮮やかな朱色や薄い桃色、白色などがあり、人々の目を楽しませています。
花は葉が芽吹くよりも先に咲き乱れ3月から4月頃が見ごろとなっており、鉢植えや盆栽用としても人気があり、多くの方に親しまれている植物です。
更に果実の香りが非常に良い為に、果実酒やジャムを作ることもでき、今や200以上の品種が多くの方々に栽培されています。
《サクラソウ》
サクラソウ科サクラソウ属の植物で、和名は「桜草(サクラソウ)」、別名「日本桜草(ニホンサクラソウ)」とも呼ばれています。
原産地は日本・朝鮮半島・中国東北部で、花色はピンク色・赤色・紫色・白色など様々あります。
春に清楚な花を咲かせるサクラソウは、学名を「Primula sieboldii(プリムラ・シーボルディ)」と言います。
この学名は、江戸時代に長崎オランダ商館の医官として滞在したドイツの博物学者のシーボルトの名前に由来しています。
また、和名の「桜草(サクラソウ)」という名前は、花姿が「桜」に似ていることに由来しているとされています。
サクラソウ属の総称は、「プリムラ」や「サクラソウ」と言われていて、園芸店で販売されている多くは、「プリムラ・シネンシス」「プリムラ・ポリアンサ」「プリムラ・オブコニカ」などです。
(以上、ネット検索より)