12月27日の誕生花&冬季エベレストに日本人が初登頂した日
パフィオペディルム
=思慮深い、官能的、優雅な装い、気まぐれ
梅(ウメ)
=高潔、忠実、忍耐、不屈の精神
《パフィオペディルム》
ラン科の植物で、東南アジアやインド、中国などが原産地です。
三枚の花びらが上と左右に広がって、袋状の唇弁が備わっているのが特徴です。
学名はPaphiopedilumですが、ヴィーナスのスリッパという意味のギリシャ語が由来です。
この名前は、花の形が女性の靴を想起させる形をしていることから来ています。
《梅の花》
バラ科サクラ属の植物で、原産地は中国です。
和名は『梅』ですが、別の呼び方が非常に多く『匂草(ニオイグサ)』『香散見草(カザミグサ)』『初名草(ハツナグサ)』『風待草(カザマチグサ)』『春告草(ハルツゲグサ)』『告草(ツゲグサ)』『緑の花(ミドリノハナ)』『木の花(コノハナ)』などの別名があります。
どの花よりも早く春の訪れを報せてくれる花で、「花良し」「香り良し」「果実良し」の三拍子揃った落葉性広葉樹です。
ご存知の通り「松竹梅」の一つとなっており、日本ではおめでたい花木の一つとして有名です。
まだ寒さの残る春先に咲かせる花は、コロンと可愛らしい形をしています。
清楚な印象の梅の花は、白色、赤色、ピンク色などの花色があります。
『忠実』という花言葉は、菅原道真が大宰府に流されるときに詠んだ歌「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」に由来しています。
また、奥ゆかしい香りが清楚な印象を与え、『気品、優雅』という花言葉が付けられたと言われています。
梅の花姿の美しさや可憐な雰囲気などから、『高貴』『高潔』という花言葉が付けられ、寒さの中で可愛らしい花を咲かせることから『忍耐』という花言葉は付けられたとされています。
《冬季エベレストに日本人が初登頂した日》
劣悪な環境や人命に関わる、あまりにも大きな危険性から、ネパール政府は、エベレストへの冬季登頂は理由問わず禁止の措置を長年設けていました。
が、時代とともに装備や器具の発達や充実性を考慮し、1979(昭和54)年に冬季登頂が解禁されました。
多くの登山家が冬季エベレストへの登頂を試みる中、1982(昭和57)年12月27日、登山家の加藤保男氏が、日本人として初めて冬季エベレスト単独登頂を成し遂げました。
加藤氏が冬季エベレストへの登頂に成功したことで、エベレストをネパール側・チベット側の両側から登頂した世界初の人物になると同時に、世界初となる春・秋・冬のエベレスト3シーズンの登頂成功者として記録されています。
加藤氏の出身地・埼玉県大宮市(現:さいたま市大宮区)では、登頂への功績を称えて、同市第一号の「市民栄誉賞」が贈られています。
(以上、ネット検索より)