1月1日の誕生花💐
福寿草(フクジュソウ)
=幸福、祝福、幸せを招く、永久の幸福、悲しき思い出
椿(白)
=理想の愛、申し分ない魅力
チューリップ(白)
=失われた愛
【福寿草】
「福と寿の草」と書くように、幸福を呼び込む縁起の良い花として、非常に人気の高い植物です。
鉢植えは、年の瀬にたくさん出回りますが、新年を祝うときに飾る方が多いです。
別名の「元日草(ガンジツソウ)」や「朔日草(ツイタチソウ)」は、正月元日に飾ることに由来しています。
地植えでは、開花時期が2月~3月であるため、新年を迎えるときに花を咲かせるのは難しいですが、早春を報せる花の一つとして好まれています。
暖かい地域では、2月~3月ごろに花を咲かせますが、東北以北の寒い地域では、3月~4月ごろにようやく花を咲かせます。
ですから、確かに新年を祝う花ではありますが、早春の花と言った方が正確です。
日本では、福寿草と言えば黄色の花を咲かせる植物ですが、ヨーロッパでは、赤系統の色の花を咲かせる種類が自生しています。
福寿草には蜜はありませんが、花弁が囲むような花姿をしているため、そこが暖かい空間であるため、虫を惹き付けて、花粉を運んでもらいます。
気を付けなければいけないのは、根・茎・葉には、アドニンという毒が含まれているということです。
《花言葉の由来》
「幸せを招く」「永久の幸福」は、福寿草が昔から縁起の良い花として扱われてきたことに由来していると言われています。
「悲しき思い出」は、ギリシャ神話の「美少年・アドニスの伝説」に由来しているとされています。
《美少年アドニスの伝説(ギリシア神話)》
愛と美の女神・アフロディーテは、息子のキューピッドと遊んでいたときのことです。
キューピッドが射た愛の矢がアフロディーテの胸にあたり、その傷が治らないうちに、美少年アドニスを見たアフロディーテは、彼に恋してしまいます。
しかし、アドニスは狩りに出掛けたときに、わき腹をイノシシに突かれて死んでしまったのです。
アフロディーテは悲しみに暮れ、涙を流し、その涙がアネモネの花になったと言われています。
また、アドニスの体から流れた血から、アフロディーテがアネモネを咲かせたとも言われています。
【椿(ツバキ)】
日本では、全国どこでも見られる花です。
ツバキ科ツバキ属の植物で、日本・中国・東南アジアが原産地です。
日本では、江戸時代には品種改良が行われるほど歴史の古い植物で、長い間、多くの方に愛されてきました。
非常に美しい花木で、日本でも代表的な花木の一つです。
光沢のある艶やかな厚い葉と、葉の周囲に上向きに咲く花は、そのコントラストが目を引きます。
花には、細かいギザギザがあるのが特徴で、寿命が大変長い花木です。
《花言葉の由来》
「控えめな優しさ」の「控えめ」は、椿の花が香らないことに由来すると言われています。
また、「誇り」は、冬の寒さが厳しい中でも、凛と咲く様子に由来していると考えられます。
【チューリップ】
ユリ科チューリップ属の植物で、和名を『鬱金香』と言います。
春に花咲く球根植物で、芽が出始めると春を感じる方も多いのではないでしょうか。
直径3cmほどの球根で、玉ねぎのような形をしており、地面に植えて育てます。
形が尖った方から芽を出しますので、尖った方を上にして植えると良いです。
実は、チューリップには早咲き・普通咲き・遅咲きの3時期のものがあり、一緒に植えても開花の時期がズレてしまう場合もあります。
開花時期のズレによる見栄えが気になるようであれば、鉢植えにすると良いでしょう。
《花言葉の由来》
ある少女が、3人の騎士に求愛されました。
しかし、少女はその中からひとりだけを選ぶことができず、女神にお願いをして、花の姿にしてもらったという伝説があります。
その伝説こそが、チューリップの花言葉の由来です。
少女は3人を平等に愛し、誰も傷つけないということから、「思いやり」「博愛」という花言葉が付けられたと言われています。
また、「美の儚さ」は、開花から散るまでの早さが由来となっているようです。
(以上、ネット検索より)