8月14日の誕生花🌸
ウスベニアオイ
=穏やか、柔和な心
千日紅(センニチコウ)
=色褪せぬ愛、不朽、不老長寿、不変、重宝
アンモビウム
=不変の誓い、永遠の悲しみ、固い約束
《ウスベニアオイ》
濃い青紫色の5枚の花弁が特徴のウスベニアオイは、マシュマロウ(ウスベニタチアオイ)と並んで、粘液を豊富に含むハーブとして知られています。
そのため、昔から風邪によるのどの腫れや痛み、胃炎、膀胱炎、尿道炎などに、粘膜を守る目的で用いられてきました。
また、外傷や皮膚炎などにも湿布剤、ローション剤、パック剤などの剤型で用いられています。
ハーブティーが有名な理由は、そうした効能・効果とは別に、「青紫色のお茶」が楽しめるという点にもあります。
この青紫の色は、ウスベニアオイの有効成分であるアントシアニジンによるものですが、この青紫色のハーブティーにレモンを浮かべると、一瞬で色がピンクに変化するのが楽しめます。
これは、レモン汁によって液性が酸性になったためで、反対に重曹などを加えて、アルカリ性にすると明るい水色に変化します。
欧米では、混合茶剤に外観上のアクセントをつける目的でも、よく用いられています。
《千日紅》
夏の代表的な植物で、暑さや乾燥などに強い品種です。
1年草で、草丈は50cmくらい、花持ちが良いことが特徴です。
そのことから、昔から仏花として用いられてきました。
また、千日紅は、ドライフラワーにしても長期間色褪せないことが知られています。
元々、生花のときから水分を溜め込まない性質で、カサカサしているので、ドライフラワーに向いています。
陽の当たらない風通しの良い場所で吊り下げて、自然乾燥させ、完全に乾燥すれば、ドライフラワーの完成です。
色褪せないので、長く楽しむことができます。
昔は、中国でカンザシとして使われていて、赤色や白色やピンク色などの花を髪飾りとして楽しんでいたそうです。
花色の種類は、赤色、ピンク色、白色、紫色など、非常に豊富で、花は可憐で可愛らしい丸い形をしています。
しかし、花に見える部分は、実際は苞(ほう)と呼ばれる部分で、花の付け根の部分の葉です。
本当の花は苞の中にあり、非常に小さく、咲いている時期は1週間程度です。
つまり、開花期間が長いと思われているのは、苞が色褪せないということなのです。
《アンモビウム》
キク科の花で、オーストラリアを原産としています。
白い花の真ん中が、黄色くなっているように見えますが、白い部分は、花を保護する役目を持つ総苞と呼ばれるもので、花ではありません。
ギリシア語で砂を意味する「ammos」が語源となっていて、砂地に自生することから、アンモビウムと呼ばれています。
また、ドライフラワーによく使われている花でもあります。
乾燥しても変形せずに、色や光沢もそのまま残るからです。
(以上、ネット検索より)