8月3日は、はちみつの日&ハイサワーの日&「共創する未来」の日&少女漫画雑誌「りぼん」が創刊&「週刊TVガイド」が創刊&司法書士の日&竿燈祭り
【はちみつの日】
全日本はちみつ協同組合と、日本養蜂はちみつ協会が、はち(8)みつ(3)の語呂合わせにちなんで、8月3日に記念日を制定しています。
健康や美容の効用が高いとされるはちみつの特性を、より広く、より多くの方々に広めるための催しが、8月3日を中心に、各地で行われています。
《余談》
はちみつは、紀元前6,000年頃から人々に活用されていて、ミツバチの巣からはちみつを採取している様子が、壁画(アラニア洞窟:スペイン)に描かれているのが確認されています。
また、紀元前5,000年頃には、養蜂を専門とする職業が誕生していて、ギリシャ神話にも養蜂の神(アリスタイオス)が存在し、西欧を中心に、養蜂が生活に取り入れられていたことが伺えます。
また、イギリスでは、The history of honey is the history of mankind.(意訳:はちみつの歴史は人類の歴史)という古いことわざがあり、(はちみつが採れる)ミツバチは家族的存在で、自分の親族が婚姻を結んだときや、誰かが亡くなった際には、ミツバチの巣箱に向かって報告する慣習があるほど、とても重用され続けています。
日本では、642年頃に百済の太子が来日し、養蜂を試みたとの記載が「日本書紀」にあり、平安時代には、宮中への献上品の中にはちみつも含まれていたなど、貴重品として扱われていました。
時の絶対的権力者・藤原道長も、チーズのような蘇(そ)にはちみつを混ぜた、今で言う、レアチーズケーキのようなものを愛食していたと言われています。
ちなみに、今日でも使用されている巣箱を使った養蜂は、江戸時代頃から始まったと考えられていて、当時は、ミツバチに刺されたことが原因の感染症から、死亡率が高い職種だったにも関わらず、超高給取りの代表格的な仕事として、人気がありました。
【ハイサワーの日】
ハイ(8)サ(3)ワーの語呂合わせにちなんで、同商品の製造・販売を手掛ける株式会社博水社が、8月3日に記念日を制定しています。
炭酸水に果汁が入った割り用飲料は、お酒を割るだけでなく、ノンアルコールでそのままでも美味しく飲めることから人気を博し、1980(昭和55)年の登場以来、愛飲され続けています。
ちなみに、ハイサワーの名称は、同社二代目社長・田中専一氏の言葉「我が輩が作ったサワー」が略されて、「輩(ハイ)サワー」になったとされています。
【「共創する未来」の日】
未来への成長が、末広がりの「八」と表現できることと、故事「三方良し」の「三」の数字を合わせて、未来はやって来るものではく、多様な人々が集い、ともにビジョンを描き、ともに創りだすものだとする考えの基で、全国に個別指導塾を展開している株式会社東京個別指導学院が、上記数字を8月3日に見立てて、記念日を制定しています。
三方良し=売り手、買い手、世間の「三方」が、いづれも満足する、という近江商人の気概とされている言葉。
【少女漫画雑誌「りぼん」が創刊】
1955(昭和30)年8月3日、集英社から少女向け漫画雑誌「りぼん」が創刊されました。
「なかよし」講談社、「ちゃお」小学館と並び、三大小中学生向け少女漫画雑誌のひとつに数えられていて、2015(平成27)年には、創刊60周年を迎えた人気雑誌です。
「りぼん」は、国際連合世界食糧計画(WFP)とも提携していて、創刊50周年の際には、売り上げの一部がWFPに寄付されるなどの社会貢献活動も実施しています。
《(United Nations) World Food Programme》
食糧欠乏国への食糧援助や、天災被災国に対して緊急援助を行う国際機関。
《「りぼん」の主な歴代作品(敬称略順不同)》
[1950年代 ]
おてんば天使:著:横山光輝
まりっぺ先生:著:赤塚不二夫
[1960年代]
ひみつのアッコちゃん:著:赤塚不二夫
まりっぺ先生:著:赤塚不二夫
魔法使いサリー:著:横山光輝
マキの口笛:著:牧美也子
[1980年代]
ちびまる子ちゃん:著:さくらももこ
耳をすませば:著:柊あおい
お父さんは心配症:著:岡田あーみん
マリンブルーの風に抱かれて:著:矢沢あい
[1990年代]
銀色のハーモニー:著:柊あおい
天使なんかじゃない:著:矢沢あい
ママレード・ボーイ:著:吉住渉
まゆみ!:著:田辺真由美
[2000年代]
アニマル横町:著:前川涼
上記の他も多くの人気作品が登場していて、アニメ化、ドラマ化、映画化をはじめ、多くの方々を魅了し続けています。
【「週刊TVガイド」が創刊】
1962(昭和37)年8月3日、日本初のテレビ情報誌「週刊TVガイド」が創刊しました。
第1号(8月4日創刊号)の表紙を飾ったのは、NHKアナウンサーから日本初のフリーアナウンサーに転身した高橋圭三氏でした。
「週刊TVガイド」は、2023(令和5)年末時点でも発刊が続く、最古のTV番組情報誌です。
【司法書士の日】
明治5年8月3日(新暦:1872年9月5日)、太政官達である「司法職務定制」が布告され、司法書士の前身にあたる代書人の制度が定められたことにちなんで、日本司法書士会連合会が記念日に制定しています。
専門的な法律の知識に基づき、登記並びに供託の代理、法務に提出する書類の作成を執り行う国家資格の司法書士は、難関ながら、時代に影響されず人気のある職種です。
【竿燈(かんとう)祭り】
東北四大祭りのひとつで、竿燈祭りは、長さ12m、重さ約50kgもの竿燈を、身体の一部だけで支える妙技が楽しめることや、約200本もの竿燈が、市内の大通りを連ねる景観も魅力で、例年、8月3日〜6日の4日間開催されていて、多くの見物人を魅了しています。
(以上、ネット検索より)