11月17日の誕生花💐
スターチス
=誠実、変わらぬ心、途絶えぬ記憶、いたずら心
ツタ(蔦)
=結婚、誠実、勤勉、永遠の愛
エレムルス
=逆境、高き理想
《スターチス》
一年草と多年草があり、桜が終わった後に花を咲かせます。
花屋では切り花として売られていて、ほぼ1年中出回っています。
元々、野生種は砂漠や荒れ地に自生していて、品種改良された園芸種も数多く存在しています。
現在、自生しているものも園芸品種も含めると、世界中で、約150品種あると言われています。
花に見えるガクの部分の色は、青色・ピンク色・黄色・白色・紫色・赤色などがあり、中の花は白色以外にも、黄色や青色のものがあります。
花の大きさも様々ですので、フラワーアレンジメントや花束、ドライフラワーにして飾る場合も、コーディネートしやすいと言われています。
スターチスの形状は、茎が広がっていて、ガクの数が多いため、花束にすると、大変ボリュームが出てゴージャスです。
なので、ほかの花と組み合わせて、存在感ある脇役として使用したり、普段使いに家庭に飾る花として楽しんだり、仏花として使うことも多いようです。
広がりのある姿をしていますので、花の向きを見ながら、いくつかに分けると生けやすいです。
また、ドライ フラワーとしても楽しむことができますが、元々、ガクの部分はカサカサと乾燥していて、水分が少ないため、ドライフラワー初心者でも失敗することはほぼありません。
花瓶に挿して花を楽しんだら、束ねて花を下向きにして、風通しのよい室内に吊るすと良いです。
時間が経過すると、多少色褪せてきますが、美しい色合いが、部屋を飾ってくれます。
《蔦(ツタ)》
山林とその周辺で、ごく普通に見られる落葉性のつる植物で、吸盤で張りつきながら、木々の幹をよじ登っていきます。
一方で、住宅地や道ばたなどの身近な場所にも多く、このような場所では、フェンスや壁に張りつきます。
葉は、フォークのように3つに裂けるものが多いですが、そのかたちは多様で、いろんな形状のものがあります。
秋に鮮やかに紅葉した後、冬は落葉します。
そのため、夏に葉があるツタという意味で「ナツヅタ」とも呼ばれます。
初夏に、小さな緑色の花を多数咲かせます。
ただ、葉に隠れるようにして咲くため、あまり気づかれません。
果実は秋に黒く熟しますが、やはり、葉陰にひっそりとつくため、あまり目立ちません。
平安時代には、甘味料の原料として使われていて、つるから樹液を採取し、煮詰めて使ったそうです。
そのことから、古くは、アマヅラ(甘蔓)と呼ばれていました。
《エレムルス》
しっぽのような花姿が印象的な、ユリ科の球根植物です。
球根は、クモのような不思議な形をしています。
ロゼット状の葉から、春にすらりとした穂状の花茎を立ち上げ、花穂の下から上に向かって、小さな花が開花します。
花色は、黄色、オレンジなどのビタミンカラーや、白、ピンク、アプリコットなどの淡い色あいまであります。
学名「Eremurus」は、ギリシャ語で「砂漠の尾」を意味し、自生地が砂漠であることや、狐のしっぽのような花姿にちなみます。
そのほか、自生地の環境や花姿から、「デザートキャンドル」「砂漠のキャンドル」「キャンドルリリー」「フォックステールリリー」など、複数の別名があります。
花言葉の「大きな希望」や「高き理想」は、砂漠という厳しい環境の中で、長い花穂を立ち上げて美しく咲く姿から、「変わらぬ心」は、下から上に長い期間をかけて咲く、日持ちの良さからつけられたようです。
下から開花する花はとても長持ちし、3~4週間楽しむことができます。
存在感のある花でありながら、同じ季節に咲く宿根草とも調和します。
宿根草の隙間に、ところどころに植え付けると、組み合わせ次第で、様々な雰囲気が演出できます。
(以上、ネット検索より)