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汚部屋脱出への道10【捨て方の流派あり過ぎ問題を科学する】

こんにちわ。
汚部屋脱出のお手伝いをしてる、きらりです。

今日は【捨てられない、を乗り越える】②捨て方の流派解説をお送りしまする。

◆ときめき、断捨離、ミニマリズム…何を信じればいいの!?


片付け指導の大家、という方が世の中にはいらっしゃる。
おそらく一番有名なのは、ときめきのこんまり先生や、断捨離のやましたひでこ先生。
他にも挙げればキリがないね。。
「捨てない片付け」をうたう方もいる。

で、みなさん捨てられるようになるやり方については
それぞれ【言ってることが違う】んだよね。
な、な、な、なにを信じればいいの…!?( ;∀;)

ただでさえ片付かなくて人生に迷ってるのに、捨て方の考え方にまで迷わなければならないなんて…


◆やり方の違いは【流派】みたいなもの



人というのは3人いれば三者三様、10人いれば十人十色。
同じ化粧品でも、ある人には効果抜群でも、違う人ではかぶれちゃったりする。
同じ人なんてこの世には一人としていないんだよね!
人にはなんにでも、合う・合わないがある。
だから、捨て方ひとつとっても、
人にとって捨てやすくなる考え方が違う、というのは自然な事。
だから、様々な【捨てるためのアプローチの違い】が存在する。

◆何が自分に合うかは分からない。だから少しずつ試してみよう


ちょっとずついろんなやり方を知っておいて、自分に一番合ってそうなのを最終的に知るっていうのが、大事なのかな?
なーんて最近思うんだよね。
ということで、主な考え方をちょっとだけ解説する。
捨てられなくて行き詰まったときに、他の考え方や視点があることが助けになるので。

◆それぞれの【流派】のエッセンスを秒速で解説する


●感覚派

「手に取ってときめかないモノは捨てる」
手にしてときめきを感じるものだけを残して、好きなモノに囲まれよう、というやり方。

●理論派

「数字や心理学に則って捨てる」
持つ持たないに感情以外のルールを持ち、それに従って要不要を判断する。
捨てられない理由を心理学で理解したり、使用頻度や買ってからの年数、所持品の数など、基本的に数字で管理。

●ハイブリッド派

「ときめいたら残し、迷うものは理論で判別」
感覚も理論も感情を排したやり方も、それぞれのいいとこどりをしながら進めていくやり方。バランスがいいといえばそう。

●感情不要派

「モノに必要以上に向き合わない」
手に取ってまじまじ眺めてしまうと情が沸いて捨てられないから、という理由。
そうなると理論的な方でも感覚に負けてしまう。理屈を考えず、感覚を感じず!今使ってないものは淡々と捨てる。

●ミニマリズム原理主義派

「全て捨てれば悟りを開ける」
潔い。何もない部屋で服は3着くらいを着まわしている現世の修行僧。
ただ、洗濯機を捨てて洗濯板で洗濯したり、ベッドを捨てて寝袋で寝たり…まで行った宗教修行系ミニマリストさんたちは全員と言っていいほど、数年前よりはゆるやかなところに回帰してるのがトレンドでもあります。。
(健康を害さない程度に、とか、娯楽は必要、とか。防災グッズは持とうと提唱されてる方が増えた)

●捨てない片付け派

「捨てずにスッキリさせる」
捨てないでモノの移動や仕組み作りで部屋を変えるやり方。
主に子育て世帯や介護をされるようなお宅をプロデュースされてる方が多い気がする。
捨てないならそれが一番じゃないか!!と思うと思うんだけど、さすがに限界というものがある。捨てない片付けスタイルのプロの方でも、あまりにごった返してる家の場合は不用品の処分は必要と公言している。


いろいろありますな~。。(他人事みたいな感想)
ちなみにわたくしは【ハイブリッド派】が一番近いかな。


◆正解はないけど、不正解だけは共通している



正しいやり方はない。
けれど、やってはいけない間違った事だけは共通している。
実はこれこそが本当の真理なんじゃないかな?

●「他人のモノを捨てる事」

これは100%みなさん言う。実際にご自分がやってしまって後悔していて、その後悔を告白してたり。かくいう私もそう。
夫のジャケットを無断で捨てて、気分を害してしまったことがあるの。。。
本当に反省してます。申し訳ないことをしました。
どんなに不要に見えても、苛立たしくても、絶対にやってはいけない。
いい事は起きない。

●「全く気に入ってないモノを持ち続けること」

感覚派でなくとも、完全にこれがわかってるなら処分してしまおう。気に入らないだけの不快な理由があるから。

●「不要なモノを新たに入手すること」

捨てても捨てても不要なモノを運び込んでいたら、減らないよね。。


このあたりは、どんな方でも主張していることかも。

うまくイメージできない方に向けて、子育てで例えてみる。

子育ての正解ってないよね。
考え方ややり方はいっぱい。
コレが正解!こうしなさい!みたいな育児書は山のようにある。
いろんな教育者の方…保育士、教師、研究者、有識者、それぞれ主張がある。
で、結局自分にとってコレと思うものを信じて実践していくしかない。

でも、圧倒的不正解ならあるじゃん!?
身体的暴力、暴言、養育放棄のネグレクト…とか。
こどもにとって害悪であることが誰にでも分かることっていくつかある。
そういったことは、ほぼ全員の共通認識。

片付けもそういった面があると私は思ってる。



では、今日はこの辺で。
なんか難しかったかも??
明日はもっと気軽にやろう。。。

チャオ☆彡


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