わたしの「旅のこだわり」【きらり独りよがり/その56】
ことりっぷに応募するため、「旅のこだわり」について考えてみました。いつもと少し違う仕様になりますが、わたしの「旅のこだわり」を語ってみたいと思います。
「旅に出る 決めた時から 始まって 楽しみつくす A to Z」
わたしにとって旅とは
わたしの旅は「旅に出る」と決めた時から始まります。旅先での時間、特に目的地で過ごす時間は、わたしにとって旅のほんの一部にしかすぎません。
特に一人旅を好む人は、あれこれ予定を決めずにふらっと出かけることもあるようです。風の向くまま気の向くままに旅する、ステキな響きですがわたしには向きません。きっちり行程を決めて旅したいと思うのは、元添乗員の性分なのでしょう。
そして、この行程の作成こそがわたしの旅の始まりです。ドライブ旅行の場合は、時間的にはざっくりとですが往路と復路で違う道を走れるように計画を立てます。鉄道やバスなど公共の交通機関を利用する場合には、時刻表サイトで確認しながらかなり細かく決めていきます。
JRで言えば新幹線より在来線特急が好きです。車窓の景色を楽しみながらの移動が、わたしにとっては旅の重要な部分となります。特別な列車やフェリーなど船の予定を組み込めたりすると、移動自体が旅の目的になるほどです。
旅を終えてその記録をブログにまとめる… これが旅の締めくくりになります。トラベルライターを目指す旅ブロガーの端くれですから。
いつ行くか、どこに行くか
「いつ行くか」は仕事のスケジュールを見ながら決めます。ツアーガイドという仕事がら、スケジュールは一定ではありません。ツアーの合間をぬって日帰りや一泊のドライブ旅行に出ることもありますが、やはり日本への旅が最大の楽しみです。長い旅行はどうしても閑散期、晩秋から春先までの間になります。
その旅行期間で「どこに行くか」、目的地を決めることも少なくありません。晩秋なら紅葉、春先なら桜を意識したりもします。最近は年のせいか、つい暖かいところを選ぶ傾向が強くなりました。今年1月、5年ぶりの日本への旅も九州に重点を置いて周るものでした。
宿選びにもこだわりあり
詳細な行程表をきっちり作り、主に移動を楽しむ乗り鉄っちゃんですが、実は宿選びにもこだわりがあります。大浴場があるかどうかです。
日本へ行く大きな楽しみの一つがお風呂です。せめて日本にいる間は、大きな湯船にとっぷりつかって入浴したいではありませんか。温泉ならさらに嬉しいのですが、最近は町中のビジネスホテルでも大浴場付きが多くなっています。宿泊場所を探す時は、まず条件として「大浴場あり」を設定です。
旅のスタイル十人十色
わたしの旅で大切なこだわりは「行程作成」「移動の時間」そして「お風呂」に大別できるようです。
現地では観光よりもその地の酒と肴を味わう時間を大切にしています。正直なところ、神社仏閣でお参りしませんし美術館や博物館にはほとんど興味がないんですよね。スポーツ系のアクティビティもしません。
「何しに行ったの」と言われてしまいそうですが、旅のスタイルは人それぞれ、それこそ十人十色です。これからもわたしは、わたしなりの旅を楽しんでいきたいと思います。それがわたしの「旅のこだわり」に他なりません。