女装してメイドカフェに行った話(1)
ある時、お嬢様像やお嬢様部について調べていて、私もお嬢様?って言われてみたいと思うようになった。(←なぜ。私はいわゆるトランスジェンダーではないとは思われるが、トランスジェンダーに関する議論に関しては、肯定的な見解を示しているので理解を。)だが私はそのままだとご主人様といわれてしまうと思った。別にそれはそれでもかまわないが、あえてお嬢様って言われてみたいなって思った。
そうだ!メイドカフェに行けばお嬢様って言われるのではないか。
ふと思いついた。
メイドカフェっていっても数々のコンセプトがあり、コンカフェ、コンセプトカフェといわれてるものもある。それらの店ではお客様は「ご主人様/お嬢様」ではない呼び方もされる場合もある。また料金で男女別を設ける店も少なくない。
これらの店は候補から外した。特に後者の場合、店から出されてしまう可能性も考えたからである。
女装に関しては、ファッションサイトを恥ずかしながらも検索してみて、身体測定の結果も出たので、ちょうどサイズに合いそうなものを選んだ。
【セレクト対象】ご令嬢レースワンピース – レディースファッション通販の夢展望【公式】 (dreamvs.jp)
メイドカフェ以外にも女装してお嬢様になったりできるようにいろいろ考えてこれを購入した。
そんな感じでコンセプトにあう秋葉原のメイドカフェを3店舗ぐらい候補として決めたのが有名な「あっとほぉーむカフェ」である。さすがにこのようなことをしてると友達がいないのではと思われる恥ずかしさを恐れて1人ご主人様となる人を連れてきた。
出番が来ると「お帰りなさいませご主人様、お嬢様」私はワクワクドキドキだった。
1か月間ぐらいあっとほぉーむのコンセプトをTwitterやネットで学んだからである。頭にすぐ入ってしまった。
あっとほぉーむカフェには「認定証」と呼ばれるポイントカードがあり、最初はブロンズから始まる。男性(ご主人様)は本当に茶色であるが、女性(お嬢様)はピンク色のモノが2017年から配られるようになった。
私は女装したために左のモノになった。
(続く)