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継ぐ

ここのところ、深夜に月を眺めると、光が強いな、と感じます。
初めて金継ぎしたものが仕上がりました。
小さな黄金が月光と重なりました。

教えていただいている金継ぎは伝統的な方法で行っており、
漆を使用し、他も日本の風土に根ざした素材を使っています。

仕上がった時に、元々あった茶碗とは異なりますが、
元々あったものが完全で、
継いだものがそれに劣るかというとそんなことはありません。

ツグの音の思念を感じてみると、統合して、とても自由になる様です。

養生する時も、自身が統合されていき、
そして自由になっていくということを大切にしたい、と感じました。

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