文学フリマ東京39・コミックマーケット105の主な出展物リスト(お品書き)(舞台探訪・聖地巡礼ガイド本と二次創作漫画本を除く)
新刊
1910年前後のバンクーバーにようこそ
Vancouver and some other regions around 1910
(アンティーク絵葉書集)
A5
28ページオールカラー
800円
2024年4月27日の昼下がり、東京で開催された切手展・スタンプショウの販売ブースで、京都の骨董品店が持ってきていた古絵葉書の山があり、探りを入れました。ほとんどが日本のどこかを写したものでしたが何故か数少ない海外ものの中でも1910年前後のバンクーバーとその周辺のものが大量に見つかったので買いました。1枚100円でしたが枚数が多かったので値段は相当かさみました。ほとんどは未使用でしたが一部の使用済みは滋賀県米原市に向けて年賀状として宛てられており、琵琶湖畔エリアからのカナダ移民の歴史を感じられました。手に入れて本書に収録した絵葉書はバンクーバーのものが大半ですが、ビクトリアから数枚、バンフ、シアトルから2枚、プリンス・ルパート、オカナガン湖、エメラルド湖、トレイル、ルイーズ湖から各1枚です。
In the early afternoon of 27th April 2024, at the Stamp Show, a philatelic exhibition held at Tokyo, I explored a pile of old postcards brought by an antique dealer from Kyoto. Most of them were from somewhere in Japan, but I found a several number of them from Vancouver and some other places of North America around 1910 among the few overseas ones. Most of them were unused, but some used them as New Year's cards to Maibara, Shiga, which makes me imagine for the history of Canadian immigration from some villages at coast of Lake Biwa. Most of the postcards were from Vancouver, but a few from Victoria, Banff, Seattle, Prince Rupert, Lake Okanagan, Emerald Lake, Trail and Lake Louise.
私、病弱だったけどゾンビになってゆるーくOL生活してます!(オリジナル百合小説短編集)
文庫判(A6)
92ページ
700円
独特な死生観で綴られたオリジナル(一次創作)百合中心短編小説集です。 以下収録予定です。
「私、病弱だったけどゾンビになってゆるーくOL生活してます!」
(コメディタッチ)一見普通のOLに見えるあやか。子供の頃は病弱で、高校時代には薬で回復していた。だけど就職してからあまりたたないうちに入院して亡くなってしまう。しかし、「幸い」彼女は再び「生き返って」再就職した。そして彼女の友人ゆみ。この二人、ただならぬ関係がありそうだが……
(ここからは切ない作品群です)
「ダンボールという推したちを入れた棺桶たち、そして私が入った棺桶」
検診を受けたらいきなりステージ4!泣く泣く推したちの姿を頭に焼き付けて別れを済ませてダンボールに次々と愛しの本たちを詰め込む私。そして妹・かれんにノート渡してとりあえずのことを頼んだけど、きっとやってくれるよね。※言うまでもなく死ネタですのでその点はご注意ください。
「また会えたね…… ともみちゃん……」
某日見た夢の内容を元に脚色、一部改変したものです。学生時代に交通事故に遭った幼馴染のともみちゃんが教会の地下にいると聞いてそこに駆けつける。彼女は今日までここでどんな声を聞き続けてきたのだろう。
「サウダージ」
大学進学で故郷を出てそのまま東京でOLをしている中野あかり。帰郷したときに立ち寄った科学博物館で彼女が子供の頃にあった大地震の企画展が開催されていた。そこで彼女は何を感じたのか……? 思いがけない出会いで思い出された過去の悲しくつらい思い出。
「【ASMRシチュエーションボイス台本】みんなとお別れされて埋められたけど。」
エンバーミング施術+葬式+埋葬ASMRになります。ヤンデレ百合要素あり。呼吸器はなくなったけどもう動けないし、お話もできなくなってしまったんだね。この式が終わったらパパとは一緒にいれるけど、もうみんなと会うこともほとんど無くなるのね。
観鈴アフターストーリーズ (AIR二次創作小説版・新版) 日英バイリンガル仕様
Misuzu After Stories (a fanfic of Air)
A5
72ページ
800円
AIRオリジナルアフターストーリーです。2つのルートすなわちゴールした世界としなかった世界がクロスオーバーする形でのパラレルワールド・別の時間軸への転移ものになります。AIRの15-21年後を描く一部再構成もの。漫画版とアニメ版を元にしています。ある日、神尾家に「妹」が出現して、その後彼女自身が自分の出生の秘密を偶然知ってしまいました。その「妹」こと彼女の回想と身の上話です。筆者的には少し不思議程度のライトSFです。と、書いたけど理論先行ぽいのでハードSFでしょうか。ネタがぽっと浮かんできたので手探りで書いてみた小説です。ストーリー都合上オリジナルキャラ主導の話となります。苦手な方はスルーで。原作の情報から連想した二次設定が多いです。基本的にはシリアス風味+最初と最後はほのぼの?このシリーズ全体に言えますが、オリジナル子孫あり、進路は捏造しております。
A fanfic for Key's Air written by English and Japanese. What happened later of "Air" Manga / Anime editions that I believe. Please careful, it contains some spoilers. Themes of two world lines: A: Growing up of Misuzu B: A Remedy for Haruko.
準新刊(文学フリマでは初売り)
お姉ちゃんの夢がかなった日 (やがて君になる二次創作澪燈本・姉妹百合小説)
A5
12ページ
400円
大人化アフターストーリー澪燈本です。 生徒会OB会の企画で澪さんを文化祭に出したいと言われた燈子さんは会長の押しに負けて仕方なく同意してしまう。そして不幸な事故で文化祭に出ることができなかった姉に文化祭を楽しんでほしいという思いもあって、これは冒とくなのか、それとも愛情、救済なのかと二重の意味で思い悩み葛藤する。そして彼女たちは生死の壁を越えてなお繋がっている。
既刊
もしお姉ちゃんともう一度地下鉄に乗ってデートできたら(姉妹百合中心短編小説集)
文庫判(A6)
102ページ
700円
2023/11/11(土)発行
オリジナルの姉妹百合中心短編小説集です。
Youは出張しに日本に行ってもお姉ちゃんのことで頭がいっぱい!
北米のとある街に住んでIT企業でプログラマーを勤めているシャーリー。彼女は日本で開かれる展示会「コンピューティング・アンド・インフォメーション・テクノロジー・エキスポ」に勤め先の提携先が出展することになってそこに販売代行してもらっている商品の紹介と海外顧客との問い合わせや商談対応として派遣されることになった。そして会場のブースでは設営準備、来場客の応対、回って視察、そして撤収。そんな出張中でも彼女の姉や親しい同僚のことは頭から消えなくて絵葉書を書いたりお土産を買ったりした。展示会が終わった後は本格的に観光や買い物に熱を入れますが……
おかえりなさい!
私こと川名真奈香が病気で亡くした友梨香お姉ちゃんを取り戻すために部品を買い集めて機械の体を作って、データが足りなくて壁ににぶち当たっていたところ、やっと戻ってきてくれて二度目の涙を流した苦労話です。
もしお姉ちゃんともう一度地下鉄に乗ってデートできたら
北アメリカのどこかにある大都市に住むお姉ちゃん子なOL・ジュリアは、通勤中の電車でスマホに撮りためた愛する姉の写真を眺めるのが毎日の楽しみ。そんなある日仕事に疲れて帰宅して軽く食事した後すぐ寝てしまった彼女にとある奇跡が起こる。ある夜、ジュリアが眠りにつくと、彼女の姉が現れて一緒にデートに連れて行かれます。タワーに登って街を見渡したり、あちこちで食べ歩いたり。そんなこんなでお腹も心も満たされた二人だった。だけど、そんな姉、実は……
うちの社長兼親友の「永遠の親子の愛」
彩香はとあるIT企業に勤めているエンジニア。彼女は前の勤め先を世界的な大不況で追い出されたときに大学の時からの友人で今の勤め先の社長・直美に拾われた。そんな彼女たちの会社には社長室が2つあって、外部にもよく知られている来賓応接向けの部屋の他に社長が主に仕事している"秘密の"部屋があってそこにあるのは企業秘密に属する書類だけではなかったのです…… 百合と言ってもロマンシスで恋愛というよりは親友、戦友といった意味合いです。
とある花火の思い出
毎年独立記念日に行われることになっている花火大会の思い出。カルガリーのダウンタウン近くにある公園になっている住宅地の小高い丘、スコッツマンヒルズから見る花火は絶品だったなぁ……
カナダ西部アニメコンベンション旅日記シリーズ
1 カルガリー編
2 バンフ・バンクーバー・ビクトリア編
3 エドモントン・ウィニペグ・サスカトゥーン編
すべてB5
1.20ページ 2.32ページ 3.36ページ
1.500円 2.600円 3.700円
1.2019/4/14(日) 2.2020/11/1(日) 3.2022/3/5(土)発行
1.アニメイベントと知人訪問目的も含めて2017年に行った旅行の記録です。本巻ではカルガリーのイベント「オタフェスト」参加記と市内観光の他、恐竜ファンの聖地、ドラムヘラー・バッドランド訪問分を収録いたしました。
2.1週間ほど滞在したカルガリーを出てバンフに1泊したのちそしてバンクーバー・ビクトリアへ。観光とオタ活動で出歩く日々を綴りました。
3.バンクーバーをバスで出てエドモントンへ向かい、動態保存されている路面電車に乗り、その後大陸横断鉄道カナディアン号でウィニペグへ。当地のコンベンションで無事現地の声優さんのサインはいただけるのか!?そしてバスでサスカトゥーンへ戻りそこのコンベンションでカルガリーのイベントで出会った友人たちと再会。そして新たな出会い。