幸せになるための77の方法 #55
現代社会はストレス社会
多くの社会人はストレスを抱えながら日々の仕事をこなしています
プライベートが充実していればいいのですが、実際そうではない
ストレスに晒されていることは、良くないことだ
そう考える人がほとんどではないでしょうか
ところがストレスには2つの相反する側面があります
これを生理学的な観点から説明しますね
結論から言うとストレスは良いものだと思えば、脳にも体にもプラスに作用します
人はストレスを感じると2種類のホルモンを出します
1つはコルチゾール、もう1つはDHEAです
コルチゾールは臨戦態勢になると出るホルモンです
代謝を一時的にあげて、エネルギーを生み出します
一時的な場合は良いのですが、慢性的に大量のコルチゾールが出るとマイナスに働きます
消耗し過ぎてうつ病などの精神疾患につながってしまいます
一方、DHEAは脳を活性化し、免疫力も向上するホルモンです
何か新しいことしているときに「わくわく」することってありますよね
新しいことをするときは少なからずストレスを感じるのですが
「わくわく」を伴うストレスはDHEAが分泌されています
何かに挑戦するとき、失敗をばねにして壁を乗り越える時、人はストレスを感じます
でもこの時に「わくわく」してみてください
ストレスは良いものだと感じれば、DHEAが分泌されます
自分に降りかかる難題、立ちはだかる壁には「わくわく」して立ち向かえば
ストレスの悪い面を受けなくて済み、
むしろ恩恵を受けることができるのです