#1 誰もに相続の悩みが突然やってくる
相続は金持ちの悩みだと思ってました。
相続相談って、CMの類は資産がある人が対象で基本は相続税対策ですよね。
世の中の金持ち比率は調べてないですけど、そんな悩みがある人は割合的にはそんなに多くないのではないでしょうか。相談に乗る側のビジネス視点でCMするので、需要というより供給サイドの意向で目につくのかもしれません。
でも、実際はどうなんでしょうか。
どんな家庭事情かは置いといて、全員なん等かの相続はあるはずです。
今の日本の状況は、少子高齢化により都市部への人口集中・地方の人口減少が加速する一方です。高齢の両親は田舎に住み、その子供世代は都市部で働く(都市部にしか仕事がない)、そしてその子供の学校の関係などで都市部に家を購入。こんな状態の家族は多いのではないでしょうか。
まさに私もそうでした。(というより、そうです。)
相続の問題はあると頭の片隅には思いつつ、具体的には先延ばし。その結果、突然(親の健康問題等で)現実的な悩みが押し寄せてきます。
将来住む予定のない家、広い家に長年捨てられず大事に保管されている家財道具・・。親が動けなくなると、放置されて草だけはイキイキと背丈まで生えてきている土地・畑・田んぼ・・、しかも境界もわからない。そして、墓。誰かわからない墓石含めて放っておくと荒れ放題。
資産価値があるものの相続だけでなく、リアルな世界での相続がすぐそこに迫ってきます。そんなリアルと突然向き合わないといけません。兄弟がいる・いない、どこにいる、働いている場所と実家との距離などによっても、状況違います。
考えて・行動することから逃げてきた私は先延ばしにしてきたことを反省しました。早い時期に、考え方はしっかり持ち、行動していればもっと楽だったなぁと。
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