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人の気持ちを理解するということ

人の気持ちを理解するということ


それはよく使われる言葉であるが

理解するには相手の本心と向き合う事であり、容易ではない

でも、相手の気持ちを考える事は誰にだってできる



思春期を迎える長男と向き合う日々で

やはり、人の心を理解しようとする努力は大きいという事に気付かされる


夕食時、ささいな事で怒って部屋に戻ってしまった長男…

ただでさえ難しい時期をこれから乗り越えていく長男に対し

人の気持ちを理解せず、その事も認めない夫


時間をおき

落ち着くと私には話かけてくる長男

大人になるための期間であり、感情の変化が激しく

その感情を理解し、向き合っていくために

常に自分の感情をフラットにし

受け入れる心の余裕を持つという事は容易ではない


入部し、家にいる時間が少なくなった長男と過ごす時間は

貴重になっていく上に

にっこり笑ってくれる笑顔は何物にも代えられない

辛い時期であっても、これまでと変わらず特別なものである☆


人が生きていく上で、“気付き”がどれだけ重要なのか

私ももっと早く知るべきだったと思う


人の気持ちに左右されず、常に自分の気持ちだけで生きている人にとって

異なる視点からしか得る事が出来ない“気付き”は

本来、とてもありがたいものだと思う

私自身も、身近な親友達からたくさんの“気付き“をもらい

とても感謝している

その事によって、幸せな暮らしに転換させる事ができたから



“気付いても”自分の非を素直に認められる人は

どの位いるのだろう

誰だって、間違っていると思いたくない

それでも、その気持ちとしっかり向き合う事で

人として、いくつになっても成長していく事ができる


大人だからとか、先生だからとか、年齢が上だからとか関係ない

どんなに偉人であっても

いつも正しい選択ができる訳ではない

問題は、それに気付き、認め、後にどれだけ自分自身に向き合う事ができるか


いつまでも非を認める事ができなければ、人として成長する事ができず

自分自身も生き辛くなる


成長に繋がると、見えてくる景色が違ってくる


大きく変わりゆく今だからこそ、幸せな未来のために

見直さなくてはならない事、見直すチャンスもたくさんあるのではないだろうか



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