【相手が悪くなくても自分は傷ついていい】

最近なぜだかすごく色々あって、わちゃわちゃと怒涛のように攻撃したり（してるつもりがなくても）されたり傷つけたり傷ついたりしていたのですが、その中ですごく実感を持って発見したことがあったので表題と自分の心に黒々と墨書きで書いておきます。

深く傷ついたとき、私の場合、傷つけた相手を【悪者】にしたい、という強い欲求が瞬間的に湧くんです。

でも、それって単なる価値観の違いであって、別に相手も自分も悪くない、ということが世の中には往々としてあるなぁ…と。喉元を過ぎてみてから思ったんです。

（あくまで私が傷ついた場合の話です。世の中には本当に悪い奴もいるのかもしれません…でも私の周りはわりとみんないい人ばかりなのです…ちょっと個性が強めのメンツが揃っていますが。）

人は群れをなして生きる社会的な生き物なので、周りに同調したい、周りから同意されたい、というのは本能的な自然な欲求ではあると思うのです。

それが集団となって生まれるのが同調圧力というヤツかと…

まぁ、私の場合はわりと子どもの頃から一匹狼でやってきて、というとカッコイイのだけど、まぁ平たく言えば集団に馴染めずに生きてきたので、同調しない・されない事がデフォルトだったので、世間一般の人々よりはこの同調欲求？っていうのはかなり薄めだとは思うのですが。

でもそれでも深く傷ついた時に、ただ単に「傷ついたよーわおーん！」では気持ちが収まらず、私をこんなに傷つけるヤツは悪いヤツに違いない、なんなら極悪人なんじゃないか？よし、そんな悪いヤツは【みんな】にとって迷惑だろうから極刑に処すべきだ！！という【メンタル自警団】が湧いてきてしまったりするわけです。

（これを書いていてしばらく前にバズった「処す？処す？」というイラストが頭に浮かんで仕方なかった…真面目な話なのに…わからない人は「処す処す」で画像をぐぐろう👍）

この場合【みんな】はイマジナリー私たちで、その正体は【全て私】です。なのでみんなに迷惑なのではなく、私が相手のことをキライだから目の届かない場所まで排除したい、をカッコよく言い換えているだけなのです、私の場合は。

（自己分析なのであくまでも私の場合は、ですよ、そこら辺はしっかりバウンダリー引いてくださいね、この文章は別に誰のことも当てこすったり揶揄したりして攻撃する意図はありません）

私はスカートを履くとか化粧をするとか女性らしいことに対して生まれつき嫌悪感があるので（スカートに関しては最近は体型的にラクという点で積極的に採用してはいますが、足廻りがスカスカするので下には大概半ズボンを履きます）特にそうなのかもしれないのですが、「傷つく＝弱々しい自分」に対して許せない気持ちがあるのかもしれません。

ゆえに、傷ついたこと（＝自分にとって都合の悪い状態）を正当化するために、【言い訳】が必要であり、その正当化に必要なのが【相手が悪いヤツだから仕方がない】という装置です。

だからその仕方なさを強調したいがために、実際にオモテに出すかどうかは別として、相手がいかに悪いヤツかを一生懸命証明しようとロジックを組み立ててしまうのです、脳内で。でもそれってすごく疲れるし徒労だな、とふと思って。

自分が無罪であるために、相手が有罪でなければいけないわけではないです。

別にどっちも無罪でいい。…一体いつから一個ずつしか無罪の椅子がないと思いこんでいた？

この単純な事実に気づいた時に、本当にビックリして…まるで藍染惣右介の鏡花水月にかかってしまっていたかのようだなーと思いました…（わからない人は「BLEACH」のソウルソサイエティー編を読もう👍）

なので、今後もし相手があることで深く傷ついて、必要以上に攻撃的な気持ちで相手のアラを探したくなる時には、【相手が悪くなくたって傷ついていいんだよ】とまずは自分の側の罪を許してみよう、と思います。その勢いで両方許せたら一番いいなーとも思いますが、そこまで私は人間できてない気がする。

以上、最近私が色んな場所で同時多発的に体験したイザコザについて、私の脳みその中のハイパーコンピーターがずっと無意識下でズラズラ演算計算していたらしく、今朝ほど【演算終了！】と、ピーンと浮かんだ天啓？というかライフハック？でした。忘れないうちに書き留めておきます。

ちゃんちゃん。

#6時間睡眠

#写真とか
https://twitter.com/kirakiramamama/status/1313033231655030784?s=21

#今日の歌 …「風花（かざはな）」共感的理解と受容…敵対する相手への赦しの歌。お天気の歌にはそれぞれ私の心の課題がこもってることに何度も歌っているうちに気がついた。歌うことで癒える…私はすごく自分のために、パーソナルに曲を作っている。同じ心の課題を持つ人が一緒に癒されてくれたらこんなに嬉しいことはない。
■風花（かざはな）
https://youtu.be/QE10XeQwgik