見出し画像

[45/1000]俯瞰の視点と現実とのバランス

45日目

昨日の続きです。

過去の、何十年経っても印象に残っているくらいショックだった出来事が心の古傷として残っていて、それが自己否定と自分責めと妄想を繰り返す。

でも、私は心のことを学んだり、モノの見方を変えたりすることに取り組んで、俯瞰の視点をいうものを手に入れた!

俯瞰の視点を持っていれば、まるで映画を観ている時のように、目の前の出来事に振り回されることなく冷静で居られたり、自分の感情さえも「私は今こう感じているんだね」と親が子を見るような目で見つめることができるから、落ち着いて捉えられ、ここ最近は怒ったり泣いたり、感情に飲まれることはなく、穏やかな日々を過ごすことができて、生きるのが楽になったなぁ、と感じていた。

のだけど・・・

最近はどうもこれが落とし穴のように感じてきているんです。

自分の意識を現実と切り離しすぎて、無関心・無感動で自分に都合の良い解釈しかしていないのではないか。と。

いつもそうなんだけど、冷静に俯瞰して物事を見られると、たとえとてもショックで大泣きしていたとしても、一瞬で「なーんだ、ただこういうことが起こってただけか」ということが見えてしまう。そして、気持ちがスンと落ち着いて涙が止まって、目の前の嵐からスッと抜けられたりもしてしまう。

スッと抜けてしまうのは一瞬で楽になれるから良いような気がするんだけど、一瞬で抜けてしまうもんだから、よく見つめたり深掘りする前に現場から退場してしまうんですよね。結果、現実が変わらない。

・・・・・

日常のゴタゴタやストレスから抜け出すために「俯瞰の視点」を活用することは効果的だし、間違ってはいないことだと思うんです。目の前の問題を上から見下ろし、全体像を把握することで冷静になれる。その瞬間は心が軽く楽になれるので。

でも、俯瞰の視点ばかりに頼りすぎると、「自分が現実にいない」状態に陥ることもあるんですよね。この現象について読者の皆さんも感じたことがあるかもしれません。

今回、私と私のガイドでこのテーマで会話をしてみてました。以下、そのやり取りをご紹介します。


:「俯瞰の視点って、目の前のゴタゴタから一瞬で抜けられて人生楽に生きられるとても良い方法だと思ったのですが、俯瞰の位置から眺めすぎて、現実に自分がいない、さらっと流してしまって全然味わえていない、という現象が起きている気がするんです。その結果、その一瞬はその場から逃げられていいけど、後々現実が全く動いていないとか、無責任、無感動、人のことを考えてないとか、そういった冷めた感じになってしまうように感じています。この辺りのことを教えて欲しいです。」

ガイド:「そうなのよ。俯瞰の視点は便利だけど、そこに自分が不在になってしまうんですよね。イメージ通り、俯瞰の視点というのは上から眺める形になるから、意識が上に行ってしまうんです。

全体を眺めるのは良いけれど、そこからだけ眺めていたら、ただの傍観者になってしまうんです。それが、人生が変わらない、無責任になってしまう原因です。傍観者にならずに、ちゃんと現実に戻ればいいんですよ。

俯瞰の視点に立った後は、ちゃんと現実に帰ってきたらいいんです。一回俯瞰の視点に立って全体を眺められているので、全体像はつかめている。そこで感じたこと、どうすればいいかを実践するのです。それをしないからダメなんです。

上に行きっぱなし。それだとふわふわと漂っているだけになってしまいます。そればっかりしていると、本当に地に足がつかなくなって、机上の空論ばかりのようなふわふわとした人生になっていきますね。イメージはできますか?」

:「良くわかります。私の人生も同じことが起きているように感じます。私は俯瞰の視点は得意になったけど、現実に戻ってくるということをしてなかったんですね。」

ガイド:「そうだと思います。やっぱり、この世は現実、三次元なんですよ。そこを忘れちゃダメです。

後、センサーもちゃんと使ってください。体の。第3の目ばかり使ってたらダメですよ。それも大事だけど、体についている2つの目、それと五感というセンサーを存分に使ってください。」

私:「センサーで思い出したのですが、2ヶ月前、私は自分のセンサーを全開にして生きたいとお話ししました。でもボディが抵抗しててダメだよ、というところで終わってたと思うのですが、あの時は確か6割くらいで止まっているのを少しずつ開いていけばいいんじゃない?という話に落ち着いたと思うのですが、その後、実際に感覚は開いているのでしょうか?

そのせいかはわからないのですが、最近、相手の反応が怖いとか、敏感になってしまって恐れるということが発生してるので、もしかしてあの時に願ったからそうなっちゃったのかな、なんて思いまして。」

ガイド:「そうそう。ね、やっぱりセンサー全開にすると大変でしょ。HSPの症状出てきたでしょ。」

:「私ってHSPなんですか?」

ガイド:「うーん、名前にはあまり意味はないのだけど、今の世の中でわかりやすく言うとそんな感じ。だから閉じて調整してたんだよ!やっぱり開くときつかった?」

私:「初めは気づかなかったのだけど、最近、感情的になったり、相手の顔色を伺ったりすることが多いなと思って。それで振り返ってみたら、センサーを開きたいと願った自分のことを思い出したので…これが感受性が開いてきたことによるものなのかなと思って。」


ガイド:「話がズレたので戻しましょう。
ではまとめると、俯瞰の視点を使うのにはポイントがあるよ!ということです。

  1. 俯瞰の視点のままずっといないこと。

  2. 現実に帰ってきて、俯瞰の目で見て感じたことを実践すること。

  3. 五感というセンサーをちゃんと使うこと。

この3点がポイントです!」

:「ありがとうございます。これまでのこと、目が覚めました。」

ガイド:「いえいえ、でも焦らなくてもいいですよ。少しずつで大丈夫です。現実に戻るのも、五感を使うのも、練習と思って日々の中で試してみてくださいね。」


まとめ

俯瞰の視点を活用することは良い方法ですが、それに依存しすぎず、現実に戻ることが大切だったんだとわかりました。そして、俯瞰の目で感じたことを現実で実践することも!実践しないから物事が変わらなかったのですね。考えてみれば当然のことでした。

また、体の五感というセンサーを使い、感覚と現実をしっかりと感じることも必要ですね。それが現実と私との接点になるのだと思いました。

もし同じような課題を感じているなら、ぜひこの記事を参考にして、自分の視点と現実のバランスを見直してみてくださいね!

❤️  🧡  💛  💚  🩵  💙  💜
1000日連続投稿チャレンジ中!

いいなと思ったら応援しよう!

KIKI
気に入っていただけたらぜひ応援をお願いします!いただいたチップは私の燃料になり、また新たな素敵な記事を生み出すことができます☆