そもそもシャーマニズムってなに?

シャーマニズムをネットで検索された事がある方もおられると思います。私もその一人です。そこに書かれているのは 霊魂とか憑依とかちょっと何言ってるかわからないことが多いですよね。私がシャーマニズムって言葉を知ったのはプロフィールにもあるように兄の影響です。兄がずいぶん前にアメリカのエサレン研究所という素晴らしく景色のいい心理学のメッカのようなところでシャーマニズムのワークショップを受けたところから始まっています。そこで講師だったネイティブインディアンの血を引くキャロルという人にシャーマニズムの探求と日本で広めていくことやりなさいと伝えられたといいます。そこから兄のシャーマニズムの旅は始まり今も続いています。そんな兄を手伝う中で私の旅も始まっていきます。ここからはそんな私が見て聴いて体験して学んだことをシェアしていこうと思います。あくまでも私の主観なのでそこはよろしくお願いします。

シャーマニズムとは一言で言うと ”思想” のことだと思います。人が生きていく上で大切な、何をよしとし、よしとしないのか。一つの出来事を捉えどう解釈するのか。なぜそう思うのか。何を感じるのか。これらの指標となる考え方のひとつのジャンルがシャーマニズムであると思っています。

人類学者さんが様々な壁画なりなんなりを調べて最も古いスピリチュアルの原型であることが分かっています。全ての宗教がシャーマニズムより始まっているらしいです。しかもそれは世界中のいたるところに見られ共通している部分が多い。文明が発達していない世界で自然の一部として生きていた人間たちは世界をどう見てどう感じていたか。文明が発達し、AIが現れて人間のように振る舞う、しかし私たち人間は昔のままの生き物です。五感で感じ意識で動くからだと無意識で動く臓器。思考が有り感情に翻弄される。確かにハイブリッドが進み、背が高くなったり手足が長くなったりそういうのはありますが。ネイティブの人たちは長い間、自然を壊さず土壌を汚さずまさに地球で生きるすべてのものと調和し生活していた。そんな彼らの思想というものに今の私たちが触れ、思い出すことが何より、今だからこそ大切なんじゃないかと思います。

鳥がさえずり渡るのも 太陽が昇り沈むのも 月が欠け満ちるのも 季節がめぐるのも 私の鼓動が刻まれるのも 全ては大いなるものの力 私の中にも大いなるものの力は宿る 私も自然の一部である。


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