積ん読は悪いこと?積読管理から始める読書生活
どうもきらぷかです。本が好きで、気になるとつい買ってしまうだめな人間なのですが、積ん読を減らすためのWebサービス「積読ハウマッチ」というを作ってます。
リリースしてからいろいろコメントをいただくことが多く、
「恐ろしいサービス」とか「使うのが怖い」とか
を聞くので、積ん読について思うことを書いてみようかなと。
積ん読は悪? 許されたい?
このサービスを作る前・使う前は、
「積ん読は悪いこと!」
「積ん読を許されたい!免罪符がほしい!」
と思ってたんですが、使い始めてから、
「積ん読ってそんなに悪いこと?」
と積ん読に対するイメージがポジティブなほうに。
もともとは自虐ネタで作った積読ハウマッチ
ぼく自身、本が好きで、気になるとつい買ってしまいます。
まだ、読んでない本がたくさんあるのに。。
特に、技術書・ビジネス書など時間がかかる本は積まれたままが多く、
「積んでおくことに罪悪感があるけど、自虐ネタにできないだろうか?」
と思い、積読金額を表示する読書管理サービスを作りはじめました。
いざつかってみると、意外と減るかも...
本を登録していくと、金額が表示される書籍管理的なWebサービスです。
こんな感じで、金額と積読率を表示してくれます。
(積読ハウマッチ自体の説明は、こっちの記事を見てもらいつつ。。)
ぼく自身も最初はちょっと躊躇。金額見るの怖いなと...
でも、使い続けていると、ちょっとずつ積読を管理しておく良さを体感。。積ん読も悪くないかもと思うように...(*´ω`*)
積読管理しはじめて、変わった積読のイメージ
1. 積ん読は、はじめの一歩。持ってるだけでも進んでいる
本を買うか買わないかだけでも悩んだり、決断が必要かなと。
なので、持ってる段階は、一歩進んでいる証拠だと思います。
持っていることで、「いつでも読める状態」になっているので、
読みたいと思ったときや、必要になったときにすぐ手に取ることができます。技術書とかだと、夜中に急に見たくなることがあるので大事です。
持っていないと「すぐ読みはじめる」ということもできないので、
「積ん読=読む一歩前の状態」くらいなのかなと。
必要・ほしいと思って、買っているので、
買う前より一歩進んだ状態なんじゃないかなと思います。
2. たくさん積んであることで、どれを読もうか悩める
たまに、なにか読みたい衝動に駆られる事があるんですが、
「なにか読みたいな」と思っても、読む本がないといけないなと。
いくつか積ん読があれば、そのときの気分で選ぶことができるので、
ある程度、積読があるのもいいんじゃないかなと思います。
積んでいるのはどれも「ほしい!読みたい!」と思った本なので、
自分専用のミニ図書館/ミニ本屋さんみたいなものかも。
ほんの傾向はそれぞれ違えど、どれも読みたい本が揃っている(はず)。
3. 積ん読金額は、割といい判断基準
とはいえ、なにごとも節度は大事。多すぎると、埋もれてしまうので、ある程度の量をキープすることも必要かなと。
冊数で判断するのもいいんですが、
金額だとリアル。。買いすぎるのを防止できます。
判断基準としていいんじゃないかと。
ぼくの場合、6桁をボーダーにしていて、
「積読金額が5桁まで減らしたら、欲しかった本を買ってもいい」
というようなルールで使ったりしています。
積読率とかでもいいかも。
金額で計測していると読み終わったときに、
その金額分だけパワーアップした気がするので、
冊数よりも楽しい感じに(*´ω`*)
積ん読金額はこれから手に入れる経験値のようなものかなと。
4. 登録はめんどくさいけど、棚卸しとしてよい作業
読書管理系のサービスって登録がめんどくさくて敬遠しがち。。
ぼくもいろいろ使ってましたが、どんどんめんどくさく。。
ただ、積ん読を管理することで、よいことも。
積んであると、あまり見直すことが少ないので、
実はなにを持ってるのかあまり知らない場合も。。
登録する作業があると、なにを積んでいたか思いだせるので、
「あぁこんなの持ってた!読みたかったやつだ!」
みたいなこともあり、
買ったときの気持ちを思い出してと、ふと読みたくなったりもします。
技術書だと版やバージョンが古くなっているものもあるので、
読まないと分別するのもよいかもしれません。
おわりに
昔は積ん読を恥じることも多かったですが、使い始めてから、
「意外とそんなことないかも?むしろ進んでいるのかも?」
と思うように。あと、管理しておくという大事さも...
年末年始などの長い休みに、ちょっとずつ積読整理してみませんか?
見直してみると買ったときの気持ちを思い出して、読みたくなるかも?
もしよければ、積読ハウマッチに遊びに来てもらえるとうれしいです!
おまけ: 他にも便利な機能いろいろ
本が好きなんですが、わりと忘れっぽいので、
すこしずつ、いろんな機能も追加していっています。
よくあるのがこんなパターン
パターン1: 何巻まで読んだっけ?
マンガ喫茶とかで読んでいるとよくこんなことが。。
それっぽい巻を開いてペラペラ確認。。
月刊誌とかだと、途中まで読んで思い出すことも。。
積読ハウマッチでは、登録した本を検索・ソートできるので、
何巻まで読んだかもパッと確認できます!
持ってなくても読んだら、登録しておけばOK!
パターン2: これもってたっけ?
ふらっと本屋に寄り道。新刊が出てる!
買ってかえって、本棚を見ると...
ということがちらほら。。
買った本を登録しておけば、2冊使うこともなくなります!
バーコードで読み取れる機能もあるので、
・買ったらバーコードで登録
・新刊見つけたらバーコードでチェック
とすると、登録・検索も楽ちんです♪
パターン3: 気になる本、どこにメモしておこう...?
ツイッターとか見ていると、おもしろそうな本の情報が...
とりあえず、ツイッターのブックマークをしてみるけど、
見たいときに探すのがめんどう。。
そんなとき用に、Amazonのほしいものリストのように、
買いたい・気になっている本を保存しておけるMy注目を用意しています。
いいなと思ったら、クリップのマークを押してMy注目に登録!
本屋さんでMy注目に入れたリストを見ながら、中身を見てみるなんてことも。
お買物リストとしても便利です(*´ω`*)
---
ちょっとずつですが、いろんな機能を追加しながら改善中です!
積ん読が少なく、減らせるような機能も追加していければと!
気になることや要望などがあれば、ぜひコメントしてください!
公式ツイッターや開発者でも更新情報や開発状況をつぶやいています♪
見てるだけでも楽しいので、まずはちらっとみてもらえたら♪
おもしろそうだなと思ったら、ぜひ一緒に積み比べを!
それではよい積読ライフを(*´ω`*)