ごめんね親友
今週来週は大学で授業の日
早朝の高速バスで大学に向かう
1人でいる時間は脳内を整理する時間
私は推しくんと一緒にいるこの4年半
親友にずっと話を聞いてもらっていた
私の全てを受容して
応援してくれる彼女には感謝しかなく
一方で長年推しくんの話をするにつれ
私と親友の関係性も変化を遂げたのかもしれない
◆
私は去年4月には推しくんとの職場に再度戻り
周りの女性職員への嫉妬や
推しくんの気持ちのわかりにくさ
推しくんの他県への辞令
いろんなことがあって
私はだんだん感情が不安定になっていった
社会上表面的には全てこれまで通り振る舞っても
抑圧された感情は次第に蓄積する
会えば彼女はその気持ちをいつも聞いてくれ
応援してくれ
私の役に立っているという気持ちを
強めていったように思う
そうして私は
「彼の気持ちが痛いほどわかる」
と代弁する彼女の言葉に心理的にすがった
確かに彼女は私よりずっと
彼に近い感覚の持ち主だと思う
でも当たり前だけど彼とは違う
そこを見ないようにして
彼女の耳障りのいい言葉を信じた
本当に信じるべきは
彼女の言葉でもなく
彼の言葉でもなく
本来自分自身なのに
彼が好きになってくれた私自身を信じるべきだった
（彼女を否定しているのではない
あくまでも己の弱さが残念）
私はどんどん他人軸が加速した
そもそもの生き方がずっと他人軸だったから
他人の感覚によせたほうが楽ではあった
そうしてあの別れ話（もどき）
その週の週末
彼女と私は定例飲み会をした
話はもちろん推しくんとの話がメイン
彼と電話で話した3日後のことだ
2軒目のカップルシートで私たちは飲んでいて
他のお客さんからは全く見えない
そこで私は過呼吸になった
彼女は教師なので対応は落ち着いていた
私も宙から自分を冷めてみている感覚があったのを覚えている
離脱してたかのように
これまで
過呼吸になったのは人生の中で3〜4回
原因は全て親
ああ、親友の前でやっちまったなと思った
ごめん、甘えだ
あまりに久しぶり（10年ぶり）すぎて自分でも驚いた
ええと
今となっては今回のトリガーすら覚えておらず
そこの記憶だけ見事に抜け落ちてる
落ち着いてからいつもどおり解散した
それから数日後、彼女はメールで
私たちの別れ話の分析をしてくれた
彼女は飲んでいる時から
「双方の言い分もどこがすれ違っているかもよくわかる
お互いすきあってるのに
どこがすれ違ってるか可視化させたい」
と言っていて、それを実行した形だ
これも他人だったら大きなお世話だ
でも親友の言動を信じた
私は完全に自分軸を見失っていた
◆
結果、親友からのメールで私は２度傷ついた
親友は悪くない
ほんとに悪くない
私のやってきたことを客観的に彼女は言っただけで
彼女はいつも私の味方だ
彼女は男性性が強く
いつも私の役に立ちたがっている
自称私の初代彼氏だ
（なわけあるかだけど笑）
彼女の行動は
全て私を元気付けたかったこと
でも
仮に彼から言われても傷つくのに
彼の気持ち？を
彼女から代弁されて私はその瞬間深く傷ついたんだ
それは、ほんとそうだった
彼女は
「会いたいっていううみの言動が、
推しくんにとっては要求に聞こえたんだよ」
「うみの要求に応えられないことに罪悪感を」
と言っただけだ
（他にもたくさんあったけど、そこが深く傷ついた）
きっとそれは合ってるだろう
でも
つきあってたら
これくらいのやりとりをしたい
とかはあるじゃん？？？
転勤で会うのが3ヶ月に一回なんて普通に苦しい
電話も彼は苦手で
LINEもメールも少ない
私たちは普通ではないから
でも普通ではなくても
彼は最後の恋愛って言ったの
だから
どう考えても少なすぎる連絡頻度も
会いたいって気持ちも私は
要求
なんて思ってなかった
その言葉の強さにめちゃくちゃ傷ついた
だって要求て言葉は
お互いが同じこと思ってる場合は
使わない言葉じゃないの？
でも
まあ
そうか
泣笑 どうしようもない
◆
そうしていま
私は推しくんに年末年始も、日常もラインを辞めた
親友の言葉も彼の言葉もどれをとっても
私はいい彼女の振る舞いはできないし
どう考えても私は
自分を大事にしたくて
本当は彼も側にいて欲しいけどそれも本当は正しくなくて
だから自分を楽しませることをメインに考えている
だから彼の選択は正しく
親友も正しく
私だけが
私だけが
…とかは、もう言わない
◆
結果
私発の連絡を減らすと彼から連絡が来て
でもまだ私には推しくんが必要で
彼にも大切な存在でありたいと思う
でもそれはあくまでもそれぞれが自立してこその話
とか思ってるけど
明日も大学の授業はあるし
今夜は初めてのお店で当たりだったし
今日はもう何も考えず寝ようと思います
月一で会ってた親友とは
2ヶ月会ってない
私と親友は高校の時からの付き合いだから
関係性に対しては何も心配していない
でも
だから
もう少し頑張って自分で立て直すね
推しくんのことも、それ以外の全ても
いつもありがとう
こんなに力になってくれてるのに
ごめんね、Tちゃん