笑えるスパゲティー体験(私が高校生だったとき)

高校生のとき

素敵なイタリアンレストランができたので
友達といきました
高級感あふれる内装で本格的なイタリアンをいただけるとのことでした

何を頂いたか覚えていないのですが
とにかくパスタに芯が残って生ゆでだった(と当時思った)
あり得ないプロの失敗品を出された!!(と当時憤慨した)

それが私の最初のアルデンテ体験でした

すぐアルデンテが当たり前になったが
ふにゃふにゃスパゲティーがスタンダードだった子供時代がありました


高校生のとき

壁の穴というスパゲティー屋さんがあって
そこではハーゲンダッツアイスクリームが供されました

ハーゲンダッツがあっちこっちで売ってたりしなかった

そこで陶器のココット皿みたいなのにバニラのハーゲンダッツが丸くもられて
上からクッキーチャンクが掛けられたようなのを
友達と気取って食べました

本当はあの濃厚さが私は苦手なのですが
そんなこと言ってられなかった。
とてもおしゃれな気持ちになっていました。
ずっと後になってから壁の穴が東京のチェーンのスパゲティーハウスだと知りました
ハーゲンダッツもそこかしこに売っているようになりました。
愚かしくも懐かしい。


高校生のとき
友達がカルボナーラなるものを作ってくれたのですが
それは炒り卵にスパゲティーを絡ませて一緒に炒めた野菜を添える一皿で
大変おいしく思いました

カルボナーラ美味しい・・・

そこで外食の機会があった時私はカルボナーラを注文しました
出てきたら生卵のソースだった・・・
いろんなバリエーションがあるのでしょうが
とにかくカルボナーラの卵は生しい。

私は生卵がダメなのでほぼ手付かずで下げてもらう結果になり気まずかった

ふにゃふにゃパスタもハーゲンダッツも食べたいとは思わないけど
炒り卵スパゲティーはありかも。

卒業進学の季節を迎えるとてもとても若い人を見ていると
自分の笑えるスパゲティー体験が蘇りました

こんなあか抜けない不器用なことの繰り返し。

本当に真剣だったんだよね。
だから自分よりずっと洗練されている人を見るとへこみがちだけど、だいじょうぶ。
いろいろあるけど楽しいよ。
進級進学おめでとう。
春は素敵だ。

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