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卵黄の色
⚫︎卵黄の色の違い
実は卵黄には、
赤みが強い卵黄と白い卵黄があります。
そして、卵黄の色は食べるエサの種類によって決まります。
・赤みが強い卵黄の餌
トウモロコシ、パプリカ、マリーゴールド
・白い卵黄の餌
コメ
味は若干白い方があっさりしており、
パティスリーでは、この2種類をうまく使い分けています。
例えば、
白くあっさりとしたプリンを作りたい場合や、白いスポンジ生地を作る場合には白い卵黄を、
逆に、プリンやスポンジ生地で黄色味を強く出したい場合や、焼き菓子には赤みが強い卵黄を使用することがあります。
⚫︎高級な卵とは?
一般的にエサの栄養差が一緒であれば、
卵の殻や卵黄の色が違くてと栄養素はさほど変わりません。
ですが、世の中には1個で何百円もするような卵もあります。
一体何を食べ、どのように育っているのでしょうか?
・環境や育て方
スーパーなどで売られている卵
→養鶏場のケージ内で育てられていることが多いです。
高級卵
→広大な土地で放し飼いや平飼いをされ、ストレスなく育ちます。
・餌
一般的な卵を産む鶏
→緻密に設計された、配合飼料を餌とする場合がほとんどです。
高級卵を産む鶏
→各養鶏場、こだわりの材料を使用し化学肥料も使われてないものがほとんどです。
また、決められたゲージ内で固定で餌を食べるのではなく、
鶏自体が移動して餌や水を飲むなど、自然に動く環境で飼育されているようです。
※bitesjapansquadの投稿:kanade_mt