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平等に感じるようにする

二人の子育てをしていると、どうしても平等に対応するのは難しいです。我が家の息子と娘は5歳離れているので、例えば何かを説明するときに、兄と妹では言葉の選び方が違います。もちろんお年玉の額も違います。

上の子にはちょっとした大人扱いをして、話す内容にも少し難しさを加えたり、責任を持たせたりする一方で、下の子にはもっとシンプルで優しく、時には甘えさせる部分も大事にしています。

年齢差がある以上、同じことをしても感じ方が違ってきます。上の子はもう中学生で、自分で物事を考えて行動できますが、下の子はまだ小学生なので、自分の意見を言うこともありますが、まだまだ分からないことだらけです。

なので、接し方が違うのは当たり前ですし、相手の理解度も違ってきます。お年玉の額も上の子には少し大きな額を渡します。使用範囲が広がっているので、その分、責任を持って使用させているつもりです。下の子には小さな額でも、どのように使えば良いか話ながら、心を込めて渡しています。

下の子が「どうして上の子と一緒じゃないの?平等じゃない!」と言ってきたときは、こう説明しています。

「平等っていうのは、みんなが同じことをすることじゃないんだよ。それぞれの年齢や考え方に合わせて、それぞれ平等だと感じることが本当の平等なんだよ。平等だと感じるように話し合おうね。」

同じ対応だから平等、同じ額だから平等、そうではないということを、子どもたちには理解してもらいたいと考えています。

完全にバランスを取るのは難しいですが、少なくともそのことを理解して、二人の子どもが「平等にしようと考えてくれているんだ、自分は大切にされているんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。世の中も平等に感じられる世の中になって欲しいなと思っています。

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