子どもの行動を丸ごと受け止める=否定しない=興味を示して話かける
お疲れ様です!
さあ木曜日が終わりました。
木曜日の朝は個人的に憂鬱なことが多いです。
「あと2日もあるのか…絶望」みたいな気分になるんです。
でも、木曜日が終わると「あと1日!!余裕!」
と一気に元気になるんだから単純ですよねw
さて、今週は勝手に新年度スペシャルウィークにしてたんです。
え?そうなの?って感じですけどw
今日のテーマは
「まるごと受け止める」問題についてです。
保育雑誌の「新年度を乗り切るポイント」みたいなところに
よく書かれているかなと思います。
”笑顔”と”まるごと受け止める”はセット売りされてますよね。
前提として
保育士は子どもの行動を肯定的に受け入れようとします。
子どもがその行動を起こす”意図”によりますけど
特に乳児保育では”受け止める”って大切だと言われますよね。
受け止める
とは
否定しない
ということ。
この否定しないって難しいと思ったことありませんか?
現在進行形で思いまくってます!
と首を縦に振り回してる方もいますかね。
「否定しないって何さ。
そりゃ否定したくはないけどさ
どんな行動も否定しないなんて無理くないですか?
部屋の中で走り回ってる子のことも肯定するの?
クラスの落ち着きがなくなるんですけどーーー!」
ねえ。そうなんですよね。
ポイントは
集団保育だということ。
1対1の関係であれば好きなことを好きなだけ
させてあげられるけど
保育の現場って小規模保育園だとしても
2人以上はいるでしょう。
ひとりひとりを肯定する=NOルール
にしてしまうと
保育室はカオス状態になってしまいますよね。
そこで私が実践しているのは
言葉は否定的にしない。です。
例えば部屋の中を走っている
1歳児の男の子がいます。
まあ、友だちの顔をニヤニヤ見ながら
「へいへい!走りにいかないか?」
と無言のナンパをかましています。
”おうおう。暇で走り出すんだなあの子”と思った私。
そして走り出したA君。
そこで友だちが乗ってくる前に私はA君に話しかけます。
「なんで急いでるの?」
「そんなに急いでどうしたの?」
「ゆっくり行っても大丈夫じゃない?」
どうですか。
この言葉だけを見ると
A君の走ってる行為に対しては否定はしていません。
でも、含まれている思いは…伝わってきますよねw
A君にも伝わったようで真顔で私を見ています。
”走ったら危ないということは知っているようだな”と感じた私は
「ゆっくり行けるかな?ぶつかったら痛くなっちゃうよ」
そう声をかけると私の顔を見ながらゆっくり歩き出すA君。
これは思いが通じたバージョンですね。
私との関係性の薄いA君だったので伝わった
(というか警戒された!?)
場面だったかもしれませんが。
走っている子どもに
「走ったら危ないよ」「歩こうね」「走らないよ」「お外で走ろうね」
いろんな言葉を使ったことがありますが
「どうしたの?」はけっこう子どもに届きます。
”あなたのことを知りたい”という気持ちを
前面に出して声をかけると、うまくいくことは多いです。
否定しない
を
興味を示す
に変換してみると
かける言葉も変わってくるかもしれませんね。
実践してみて下さいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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