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2023年買ってよかったもの

2022年の秋頃にインク沼でちゃぱちゃぱ遊び始め、2023年はインク沼にさらに深く潜りつつ、それに付随する紙沼の万年筆沼にドボンと飛び込んだ1年でした。
そんなわけで文房具が本当に増えた1年だったので、購入品の中でこれは良かったなというものの記録です。


インク部門

ペリカン エーデルシュタイン

アパタイト(2022年限定)

最初から2022年の限定色の話してて申し訳ないんですが、まぁまだ買える店舗そこそこあるし私が買ったのが2023年だからいいことにします。あと本当にぶっちぎりで好きな色なので…。今年というか今後これより好きな色そうそう出ないんじゃ…と思っている。
色は明るめの青緑。定番色だと色彩雫の翠玉とかが近いかなと思うんだけど、翠玉よりも明るい青緑です。
好きすぎて限定色なのが辛い。50mlなんてなくならんだろ…と思うけどストックでもう一本確保しておきたいくらい好き。


ノート部門

MIDORI MDノートA5(方眼罫)

育児記録をつけるのに使っているノート。
若干サリサリした書き心地とどのインクを使っても裏抜け知らずのMDペーパーに惚れ込んで既に3冊目です。シンプルな装丁も好き。
インクは本当に何使っても抜けないな~と思いますが、サリサリの書き心地ゆえにあんまり細い筆記具だと引っかかりを感じるかも…という印象。
kakuno(Fニブ)×MDノートの組み合わせが一番好きです。

万年筆部門

PILOT kakunoシリーズ

安価万年筆だとプラチナのプレピーあたりが有名かなぁと思いつつ、私が1000円前後の価格帯で1番保有しているのはkakuno。FとM合わせて5本所有しています。ダントツで多い。
デザインはカラーリングやニブの顔イラストとか含めて子供っぽいかな?と思うけど六角の軸が持ちやすくて好きです。
割とあちこちで言われているけどインクが乾きやすいなぁと私も思います。比較的使用頻度高くてもコンバーターの残量減るとインクによってはドライアップすることがある。

セーラー 世界のティータイム モロッカンミントティー キーサン(M)

万年筆に限らず2023年に買った筆記具の中でぶっちぎりの1位。お値段も1位である。
なお、不思議な経緯で何故か2本持っている。
初めて所有した21金ニブの万年筆なのですが、こんなに違うの???っていうくらい書き心地が良くてビックリしました。
書き味はヌルヌルというよりはサリサリとキュッキュッの中間。私が知ってる筆記具の中ではサインペンの書き味が1番近い。そして筆圧が本気でいらない。とにかくすごかった、一生使う。
もうこれで2023年は万年筆買わないぞ…満足……とか思ってた数週間後に同社の初雪万年筆買ったのは私です。可愛いは正義でした。

つけペン部門

PILOT iro-utsushi(M)

万年筆のニブが付いたつけペン。
ガラスペンと違い割れる心配がないので手軽に使えるのが良いです。一時期出番が少なめだったのですが、連用日記(1日4行くらい)を書くのに丁度いいことに気がついてからほぼ毎日使用しています。アクリル軸はお値段もお手頃。
ただシマーリングインクのラメのノリはガラスペンに軍杯が上がります。のらないわけじゃないけどガラスペンの方が明らかに綺麗。
また、インクの粘度の問題じゃないかなと思いますがニブと極端に相性の悪いインクが…。
色々言いましたがとにかく手軽に使える良いつけペンです。

HASE硝子工房 流水ショート

ガラスペンは綺麗だなと思いつつも多分あんまり使う機会が作れない…という理由で買い控えていたのですが、それでもシマーリングインク用に1本作家さんが作成したものが欲しいと思って購入したものです。
当時の私には筆記具にかける金額としてはなかなか高い買い物でしたが、書き心地、インクのフロー、ラメの乗り全部がすごい良くていいもの買った!と思える買い物となりました。
唯一の難点はフェリスホイールプレスの瓶の口に軸の部分が入らないこと。可愛いから瓶のまま使いたいけど小瓶に移し替えないと使えない。

2023年は本当に色々買いましたが特に買ってよかったなぁと思ったのはこの辺りでした。
去年はさすがに色々と増やしすぎたな……という自覚があるので今年は消費に努めつつ購入は計画的にしようと思います(多分)


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