理想と現実と | 周りが思ってる以上にヒトは変わらないし、変えられない
こんにちは。今回はいつもとは趣向を変えて、まずは結論を先に述べたいと思います。
このnoteで主張したい事をまとめると、以下のような感じです。
・「意識/努力すると人は変われる」と信じたい
・でも現実はそうでないケースも多々ある
・変えられない事を前提に対処方法を考えた方がいい
・その方がみんなハッピーだし生産的
以上です。笑
だんだん書き進めていくうちに、特定の誰かの悪口みたいになっちゃいましたが、決してそうではありません。
はじめに
職場で厄介な状況の調整や後処理を頼まれる事があります。面倒くさいですが、頼りにしてもらえるのは有難い限りです。
仕事の進捗がぐちゃぐちゃになって手に負えないケースもあれば、負の人間関係が分かりにくく絡んでるケースもままあります。
人間関係を円滑にするための研修もチラホラありますが、その効果には手放しで喜べない状況な気がしてます。
例えば、アサーティブコミュニケーション研修。
※ アサーティブコミュニケーションに対する悪意は全くありません。分かりやすく伝えるために例として挙げています。巻き込んですいません。
Google先生によると、アサーティブとは
相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行う
ということだそうです。※以下、出典です。
噛み砕くと、
・他人の話は聞こう
・でも自分の言いたい事は言おう
・ただし、言い方には気をつけよう
だと思ってます。間違ってたらすいません。汗
研修を通じて万人がこうなれたら素晴らしいのになぁと思います。現実はどうでしょうか?
そう甘くはないはずです。
アドバイスは当人の受容性次第
現実は違います。(バッサリ。涙)
アサーティブコミュニケーターになれる人もいれば、そうでない人もいます。
以前にも書きましたが、助言を活用出来ないのって、
・そもそも、そういう概念がない
・自分が変わる必要性を感じていない
・必要性は感じるが、どうすれば良いか分からない
のが主な理由かと思います。要は聞き入れるための土壌が無いまたは整っていないんだと。
アドバイスだって研修だって受容性が高い人はすぐに取り入れて軌道修正します。一方、馬の耳に念仏となる人もいます。
その結果、コミュニケーションの場合は特に、個々人の能力ってどんどん格差が肥大していく気がしてます。
硬いアタマは変えられない
私たちは、努力という言葉が好きではないでしょうか?私自身、努力すれば何とかなると信じたい生き物だと思います。
・自分自身は努力して成長する事ができた!
・彼、彼女も頑張った結果、変わる事ができた!
→ つまり、努力する事で人はきっと変われるはず!
上記が研修の前提です。しかし、現実は
・頭が硬くなっている人の性格は変えられない
もしくは、
・変わる努力すらしない/出来ない
日常的に直面する人間関係のイザコザは、元を辿れば、この一言に尽きると思います。
※ 「歳をとると変われない」という主張がしたいわけではありません。柔軟性に富み、変化に寛容な方は年齢に関わらずたくさんいらっしゃいます。
変われないという前提に向き合う方がいい
前述の研修で言うと、むしろ変わらない事を前提に、周りがどう扱えばいいかを実践的に教えてくれるといいのにって思っちゃいます。
・部下には威張るが仕事デキナイ上司の対処方法
・意見を聞かない年配者を賢くコントロールする方法
・ツカエナイ/ハタラカナイ窓際族の活用方法 等
文字面だけ見ると凄く辛辣ですね。笑
私の職場にはそんな感じの人はいませんよ!笑
何度も言いますが、決して特定の方の悪口ではありません。
さいごに
長くなりましたが、まとめると以下のようになります。
・「意識/努力すると人は変われる」と信じたい
・でも現実はそうでないケースも多々ある
・変えられない事を前提に対処方法を考えた方がいい
・その方がみんなハッピーだし生産的
日々こんな事を考えながら仕事してます。
文字にすると冷徹ですね。笑 それではまた。