見出し画像

いろんな勝ち方を想定する!

ドラゴンボールの悟空に憧れて、悟空の良さについて考えている。



前回は「可能性を信じる」という点について考えた。

主には、自分の境遇や、自分の成長の事についての考察だった。


悟空は自分が生まれ落ちた環境や育ったところ、育ててくれた人に関して劣っているなどと考えてはいなかった。

自分は元々凶暴で凶悪なサイヤ人として生まれ、地球に送り込まれたこと。

サイヤ人の中でも「下級戦士」という弱い存在だという事。

そして、どんなにつらい特訓を重ねてもベジータに追いつくか追いつかないかという成長具合だった事を嫌だと思っていなかった。

それどころか、自分よりも強い相手がいる事に関してワクワクしていたし、チャンスがあればもう一度戦って勝ちたいという気持ちを持っていた。


僕は何かと諦めがちな性格をしていて、一度やってみて手応えがなければ次はやってみようかどうかと悩んでしまうような性格をしている。

悟空みたいに強い相手がいたらワクワクするという感覚が“ほぼほぼ無い”に等しい。どっちかっていうと嫉妬心があって、自分はもう“負けだ”という気持ちになってしまうのだな。

それからなんとなくやる気みたいなものが削がれてしまって、ぼんやりしたような気持ちになってしまうのだ。それがいつも残念でならない。


自分は今まで何をやっていたんだろうか?と後悔したりもするかもしれないし、もうこんなことやっていたって仕方ないと思って辞めてしまいたくなるような気持ちになる。

気落ちが弱いんだよ、きっとね。




今回も、「可能性を信じる」という点において考えてみるが、今回は戦闘においての事を考えてみようと思う。


悟空は先頭においてかなりたくさん窮境に追いやられている。

ヤムチャ、ブルー将軍、桃白白、ギラン、天津飯、タンバリン、ピッコロ大魔王、ベジータ、フリーザ、人造人間19号、セル、と、こんなにもたくさん負けそうになってたか、実際に負けている。


漫画だから次々に強い相手が出てきて当然ということでもあるのだが、それにしたって結構たくさんやばい状況に追いやられている。

その都度、「これしかない!」という作戦で勝ち抜いたりしているのだが、それまでもいろんな技を繰り出して相手に挑戦してきた。



そんな中でもやはりフリーザとの戦いはいろんな技の応酬で、これでもか、これでもダメなのか!とかなり苦戦を強いられた。

苦戦を強いられるのも当然で、フリーザは悟空のチカラの倍は強いんだと言い張る。追いつけそうにも無いくらいにめちゃんこ強かったのである。

だけど、悟空はそれを“もしかしたらハッタリかもしれない”という可能性に賭けていた。
自分のできる限りの技を繰り出して、いかに相手をやっつけようかとしていたのである。


この時ばかりは悟空の戦いが楽しいという表情はなくなっていて、冷や汗すらかいていた。内心「勝てないかもしれない」と思っていたのかもしれない。


しかし諦めてしまったらそこで試合終了である。「最後まで希望を捨ててはいかん」と誰か言われちゃう。

悟空もかなりやられつつだが、最後の切り札「元気玉」に賭けて、フリーザをやっつけたか!?というところまで追いやる。

今まで誰もフリーザをそこまで追いやった人物はいなかっただろうしフリーザ自身もそれほどの技を喰らったことはなかったのだろう。

フリーザはかなり焦っていたし、「死ぬかと思った」と言っていた。フリーザも戦闘力の差はあるが、そこまで追い詰められた経験はなかったと見える。


ということは、悟空の作戦はひとつひとつ確実にダメージを与え、「成功」していたわけで。

自分はまだまだ余裕で、“こんなやつになんか絶対にやられたりはしない”と余裕を持っていた相手を追い詰める事に成功していたのだ。

前回の考えでは、ベジータがもしも界王拳を使えていたらどうなっていたのかと考えたが、ベジータが界王拳を使えたところで単純なパワーアップに過ぎない。界王拳を使えるベジータと戦ったところで、技が当たらなければどうということはない。


そう。

悟空には元気玉という秘策があった。だからフリーザをいくらか追いやる事ができたんだと思うのだ。

真正面から当たっても倒せない相手なら横からや後ろから攻撃してやろうと、いろんな策を考えるから、悟空は強いのだろうね!



やっぱ悟空はすげーよー!

いいなと思ったら応援しよう!

二ノ宮金三郎
気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。