お茶を美味しく飲める場所
考えた仕事の案があって、冗談ながらにも考えている。
非常識な事もあるかもしれないが、突飛な考えも現実的に考えてみるとおもしろくて、発想がずっと大きくなるのだ。
発想は冗談だろ、と言われるかもしれない。しかしそれを実行して「本当のこと」とする作戦を本気で考えるのも、なかなかにおもしろい。
こどもの頃になりたかったような仕事だったり、こんな仕事があったらいいななんて、こどもみたいに考えてみて、それをオトナである自分が現実的に考えて本当のことにしてゆく。
僕達は作られた仕事をこなすだけの生き物ではない。自分で作り出して、自分の都合の良い仕方で働いたって何も悪いことなんかないのだ。
いくつか考えた仕事の案をここに残しておこう。
前回はモノポリー(ボードゲーム)をこどもに教えることで、モノポリーに必要な、たし算、引き算、かけ算、割り算を練習する助けになり、そして会話術(交渉術)を学ぶ事ができるのではないかと思った。モノポリーは多言語で販売されているので英語版でやるなら英語にちょっとでも慣れることはできる。
そういう塾があってもおもしろいだろうなぁという考えだ。
今回は「お茶」について考えてみたい。
僕にはコーヒーを入れてくれる友人がいくらかいるのだが、僕にはコーヒーの事がよくわからない。
よくわからないし、自分でも深めてみようとは思ったりしない。
つまり僕はコーヒーに関して一向にわからないままなんだと思った。(諦め)
だけどちょっとした時に休憩をしたいし、休憩をする時には何かが飲みたく思うものだ。
そんな時に考えたのが「お茶(緑茶)」だった。(緑茶と限定しなくてもいいけど)
コーヒーがダメならお茶を飲めばいいじゃない!
そう。お茶って馴染み深いものではあるのだけど、案外みんな“よくわかっていない”のだ。
ペットボトルのお茶だったり、抹茶味のケーキやアイスクリームがあったりするのだけど、お茶そのものを美味しく飲む方法はあんまりよくわかっていないのではないだろうか?僕もお茶を美味しく飲むコツをちょっと学んで、ちょっと高いお茶を買って友達に入れてあげると、びっくりするくらい美味しいと言ってくれたことがある。
僕みたいなど素人でも美味しく入れられるのであれば、もっと深めるともっともっとおもしろいだろうなーと感じたのだ。
お茶を美味しく入れる方法が皆の中に浸透していないのも、おそらくインスタント系の簡単に飲めるものの影響なのではないかと思う。簡単に素早く入れることを重視して、もしくは美味しいお茶が存在しているのを知らないで生活しているんじゃないかと思った。
だからそもそもの美味しい入れ方などをみんなよく知らないでいるのだ。
よくわかっていないとかみんな知らないというのなら、教えてあげることができるし、美味しいお茶を入れてあげることだってできる。
しかし需要がないって?
そんなことはないだろう。何人か人が集まればコーヒーが苦手だったり飲めない人はいるものだ。それにコーヒーよりもお茶の方が好きだっていう人もいる。
お茶なんてばばくさいしじじくさい?
そんなことはない。いろんなお菓子に抹茶味があるし、こどもも抹茶味は好きだろう?ジュースばかり飲んでないでお茶を飲みなさい。なんて言われることだってあると思う。
運動会の時のお弁当の時間や遠足のお弁当の時は何を飲む?
お菓子を食べる時は何を飲む?
そう、老若男女でやはりお茶を口にする機会は多くあるのだ。
緑茶にはインストラクターの資格があったりもする。
お茶の歴史を学んだり、お茶の作り方や種類から、それこそ美味しい入れ方をしっかり学ぶことができるのだ。
お茶に詳しいのはお茶屋さんだけではない。お茶の農家さんだけではない。
ちゃんと美味しいお茶を学ぶ機会を与えてくれるなら僕らだって美味しいお茶を入れる方法を学ぶことだってできる。
お茶に興味を持ってもらうためにだけでなく、お茶を美味しく飲んでもらうための方法をたくさん編み出して、新しい仕事にできるんじゃないかなー?と思った。
気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。