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ナンセンス騒ぎ

「風邪をひいた」というセリフを聞かなくなったなぁと思うこの頃である。
というのも、最近風邪にも新しい“名前”がついたらしいじゃないのよ。

なんでもコロナとかオミクロンだとかミクロマンだとかって名前らしい。
症状は発熱、咳、倦怠感、喉の痛み、鼻水・鼻詰まり、頭痛、関節痛、嘔吐・吐き気…なんだと。



僕が思うに、コロナだと言って騒いでいるが、これは風邪に特別な名前が付いただけだと思うんだ。



だけど、風邪で人が死ぬことはなかったって?
そんなことを言うかもしれないが、そんなことはない。
「風邪でだって人は死ぬ事がある」と僕は聞いた事がある。

具体的に誰が死んだのかって言われると困るが、身近な人で最近コロナが影響で人が死んだという経験をしたか?そんな事ないはずだ。
なんにしたって確証のないことで騒ぐのはどうかと思うという話である。



今までに意識していなかった事に関して、今は過度に意識していて報道にも過敏になっているに過ぎないかと思うのだ。

もしかしたら自分の命だって危ないかもしれないし、人にもうつすかもしれないだと?
そんなのも前にもあったはずだ。


学校でインフルエンザの予防接種だってしていたし、手洗いうがいも徹底していたはずである。
今までの生活と何も変わっていないが、ひとつ変わった事があるとすると、その風邪なるものに明確な名前がついてその名前で呼ばれるようになった事なのである。そしてそれに関して過敏になって避けるようになったというだけの事である。


基本的にこどもなんてものは衛生的ではないじゃないか。
その辺の衛生管理もできてないのに、やれウイルスと騒ぐのも変だと思わんのかね。

うちの子に限ってそんな汚い生活をしているなんて…と思うかもしれないが、汚いところをベタベタ触るし、その手でいろんなところを触る。友達やおもちゃ、それに家族のことだって触る。
マスクをしているから大丈夫なんて保証は誰もしていない。そもそもキレイなマスクをしているという保証も全くない。

僕はプールで働いているが、更衣室の床に落ちているマスクを平気で装着して帰るところを何度も目撃している。
地面とキッスしているのと同じである。


しかしそれは“マスクをしていないと叱られるから”という価値観から成り立っている行動だ。
そもそも「マスクを衛生的にキレイな状態に保ってなさい」とは言われていないのは明白である。

何がキレイで汚いのかわかっていないが、とにかくマスクはしないといけないという、何かに関して恐れを抱いている。


その“何か”とは人の目ではないかと思う。


学校でもマスクをしていないと「〇〇くんがマスクをしていません!」とチクられたりするんだろう。
家でもそう。
マスクをしていないとご近所さんが「お隣さんの〇〇ちゃん、マスクしていないわよ!」とチクりが入る。
お隣さんもそうである。
マスクをしていないご近所のこどもさんとお話しているところを目撃されて「〇〇さんってマスクしていないあそこのオタクとお話してたわよ!」なんてご近所のおばさんに言われるのである。


この流れはどうやら止まらなそうではあるが、僕はこのウイルス騒ぎに便乗して過敏になるのは少々ナンセンスかと思うぞ。
いつになったらこの騒ぎ、静まるんだろうかと心配もするが、僕は最低でも3年は続くだろうなと思っていたが、今年1年続いたらまさに3年は経つことになる。予想通りだ。だから、あんまり心配もしていない。


このナンセンス騒ぎはもう少し続きそうだよ。


もうちょっと怪奇なことにみんな騒いでみてもいいのにね。

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二ノ宮金三郎
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