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「よく学ぶ」について考える その2
亀仙流の生活をダイエットに活かそうと考えている。
運動を生活の中に取り入れ(できたら中心に)、生まれた体力の余裕を遊びに使って、大いに楽しんでしまおうじゃないかという作戦である。
前回は「よく学ぶこと」について考えた。
亀仙人のじっちゃんは修行中にも勉強を取り入れていた。
その明確な理由は定かではないが、おそらくは筋肉バカにならないようにだと思うんだ。
だし、体を鍛えるにしてもいろんなことを知っておいた方が、柔軟な考え方ができて良いだろう。
特にあるのは、体も鍛えて武術もして強いからと言ってだ、その強さを喧嘩ばかりに使う人ってのは、あんまり頭がよろしくないのではないかって思う時がある。
YouTubeでプロの格闘家に挑む若者がいるが、考えてもみろ。プロの格闘家に勝てるというのは単に自分の強さを誇示するだけの事ではない。
プロには絶対に勝てるはずがない。
なぜならもしプロの格闘家に格闘技で勝てるという強さがその人にあるなら、もうすでにプロの格闘家としてリングに上がっているはずなのだからな。挑戦してみたい気持ちはわからんでもないし、挑むなよとも言わないけど、「お前なんか〇〇分で倒せる」とかでかい口は言えないでしょ。恥ずかしいじゃないのよ。
亀仙人も言っているが、強さというものは誇示して見せるものではないのだ。
現に亀仙人だって、格闘家の中ではかなり有名な地位を得ているはずなのだが、ミスターサタンのように強さを使って金稼ぎのようなことはしていない。
謙虚で何よりだ。
話は違って、ジムにお金を使うことも考えよう。
今現在ジムを使わせてもらってジム通いをしている人には悪いが、ちゃんとした体を鍛える方法を学んでいるようなガチの人ならまだしも、ジムにでも行ったらその雰囲気でやらざるを得ないと思い、結果的に運動するだろう程度の考えを持って契約しているくらいでは運動ってもんは効果が薄いと思う。そんな程度でジム通いするくらいだったら、月に一度ちょっと高いお寿司を食べに行った方が何かしら得る感動はあるし、いい趣味だと言える。(と、僕は思う)
そんなジムに使うお金があるのなら、亀仙流の生活をしつつもどんなジャンルでもいいから「習い事」をやってみると良いんじゃないかって思う(さっきは寿司食った方がマシだとか言ったけど)と前回は考えたところである。
そんなアンチな考え方はさておこう。自分だって人に言えない無駄遣いはたくさんしているからな。
今回はもうちょっとだけ「よく学ぶこと」について考えてみたい。
よく学ぶことには自分の体の事もよく知る必要があるよって事でもあると思うのだ。
自分の体というのはいつになってもよくわからないことがある。
何をしたらいちばん減量できるのかってことや、どんなトレーニングがいちばん自分に合っているかなんてこともよくわからない。今まで運動なんてした事ないって人なんかもいると思うのである。
どんな食べ物を好むのかってことがあるように、感情とは別にして、自分の体が好むダイエットの仕方があるはずなのだ。
食べないダイエットができる人もいれば、食べなきゃ何もはじめられない人だっている。
筋力トレーニングが好きな体を持っている人もいれば、元々体力があって持久力がある人だっている。
そんな自分の事を学ぶ事で自分に適したトレーニング方法やおもしろいなぁと思って続けられる修行(イベント)だって企画できるはずだ。
どんな事だって楽しくなけりゃ良くない。
はじめられるかもしれないが、続けられないなら亀仙流もつらくて辞めてしまう。
どんなトレーニングもダイエットも、辞めてしまうなら何も意味はないからね。
僕は緑茶が好きだが、コーヒーは以外にもそこまで好きではないと、ずいぶん経ってから気づいた。
友人が淹れてくれるコーヒーは美味しくって飲むのだが、自分では飲まない。
何で飲まないのだろうか?と考えていたら、緑茶が美味しいという事に気付いた。
緑茶は毎日飲むことはできる。
結局、緑茶は「味が好きなのだ」と気付いたのである。
つまり何が言いたいのかっていうとだ。
より自分に合ったものや、しっくりくるものって何かしら存在しているってことだ。
トレーニングも同じこと。生活の一部なのだから続けられることをトレーニングとするべきなのだな。
「よく学ぶ」ということについてもうちょっと考えてもいいけど、「よく休む」ことについても考えたいね。
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