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カセットテープがおもしろいよ

なんだか最近、カセットテープが妙にカッコいい。
友人がインストのカセットテープをいくつか持っており、ちょっと聞かせてもらったらなんともカッコええやないかと思った次第である。

何が良いかって、音質が良いとか優雅だとかそんなことではなく、それを真逆にいくのが王道といった感じなのが良い。なんせ大きな機械を買ったところでCDやレコードよりも音は劣るわけなんだから、「じゃあ音にこだわらなくてもいいじゃないか」ってところが強みである。

そして、なんといっても小さいのが良い。
レコードは最低でも30センチはあるわけだし(もっと小さい円盤もあるけど)CDも15センチくらいはあるわけだ。そうは言っても小さいじゃんとは思うだろうけど、CDプレーヤーはたいていがイヤホンで聞く感じになっている。でもイヤホンで音楽聴きたくはないんだな。

そういう意味だと、カセットテープのプレーヤーは小さいのにスピーカーがついていて、それだけで完結しているのである。
つまりはコンパクトに音楽を鳴らすことのできる機材としては優秀だということだ。
今ではスピーカーにケータイを繋いで音楽を鳴らす事ができるが、それもなんとなくややこしいでしょ。そう考えるとガチャっと再生ボタンで音楽が鳴るカセットプレーヤーはやはり優秀だと言えまいかね。



旅の最中にお茶を毎日飲む予定ではあるのだが、飲むときにも静かにやっているのはなんとも静かで、精錬される気持になるとは思うのだけど、もうちょっと楽しむお茶をしたい。

ジャズでもインストのロックでも、クラシックでも何でも良いが、音楽を気軽に流せるプレーヤーとしてはカセットプレーヤーがなんかいいなと思ったという次第である。

ちなみに最近はカセットに録音しているアーティストも多いので、いろいろ楽しめるんだけど、プレーヤーがなかなか無いのが難点かね。
故障を直せるように慣れたらいいのだが…。


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