見出し画像

フレンドリーな悟空

ドラゴンボールの悟空に憧れて、悟空の良さについて考えている。


前回は見た目なんてどうだってよかった悟空について考えた。
見た目について考えるのは2回目だったが、前回は服の趣味についてだった。
今回考えたのは、戦う時の自分や相手の事、そして付き合う人の趣味についての全体的な見た感じ(悟空目線)について考えてみた。


僕らの生きている世界だと、見た目というのは結構重要視されたりする事がある。
たとえば、スーツじゃないと入れないレストランがあったり、働くのに制服があったりする場合がある。
こういうのは結構いろんなところでもあったりするものだ。
職場に着いてから「あ、しまった!ユニフォーム持ってくるの忘れた!」っていう失敗をする事があるかもしれない。

そういうのって、結構めんどくさい失敗ではある。

僕もそれに関しての失敗をした事がある。ほんと職場の目の前に来ているのに、ヤベェ服忘れた…ってなって、もう仕方ないから「体調が悪いので…」とずる休みの電話をして休ませてもらった事がある。ま、その後元気に帰ったのだけどな!


言ってみれば悟空はそんな失敗なんてした事もないわけだ。天下一武道会でスッポンポンになって戦おうとしたことはあるけど…。
それはまた違う理由だったな…。
服装のことでどうのこうの言うのなんて学生の頃の先生だけかと思ったけど、いつまで経っても案外言われ続ける事でもある。
現に僕はスイミングに来たこどもたちの水着がちゃんと着られているかチェックする事がある。
特に女の子の水着は着るのが難しい小さい子がいる。
けっこう小さい頃から自分で着るようにと教えているお母さんもいるのだけど、キレイに着られたり髪もちゃんと水泳キャップの中に入れられる子は多くない。その辺ちゃんとしてあげないと、なんとなく可哀想な気持ちになってしまう性分なのだ。なんというか、みすぼらしいような感じで、それを放ったらかしにしているのもなんだか切ない気持ちになるのである。

その点悟空は小さな頃からひとりで生活してこられたけど、ちゃんと洗濯もしてちゃんと川に入って身体を洗っていたりしたんだと思うのだ。みすぼらしい格好は修行後にはあったけど、その時くらいだったな。
悟空はちゃんとしているのである。



今回は、「誰にでもフレンドリー」な点について考えてみようと思う。
悟空は誰にだって話しかけられるような気さくな性格をしている。

それこそ、亀仙人のところに修行をつけてもらおうとした時に、ピチピチギャルを連れてこいという指令にも難なくいろんな女の子を連れてきていた。じゃあたとえばだが、出会った頃のヤムチャみたいな性格をしていたらそれは成し遂げられるかどうか危ういし、天津飯みたいなお堅い人だったらそれも簡単にはいくまい。気さくで敵対心の無い悟空だからこそ、簡単に何人もの女の子を連れて来られたんだと思うのだ。

元気いいぞ!じっちゃん!



悟空の挨拶はというとみんなご存知の通り「おっす!」とか「よっ!」である。
こんな気さくな挨拶をする人なんて、僕が思いつく限りでは悟空意外にはいかりや長介くらいしか知らない!(おいっすー!)
そう考えるといかりや長介は元気で明るい人だったなぁ。メンバーからは恐れられる人物だったみたいだけど、それでもドリフターズというグループが成り立っているんだがらすごい。


親しい仲だと挨拶なんてする事はないかもしれないが、悟空はわりと頻繁に挨拶している印象がある。これがなんとも悟空らしくて、みんなは嬉しいのかもしれない。


こどもの頃の天下一武道会においての戦いなどでは、悟空は戦う相手をからかったりする場面もよくある、“あっかんべー”的な感じだ。それを見ては対戦相手はムカっときてしまうわけなんだが、それも悟空の作戦ではあるだろうし明るい性格な一面ではあると思う。ちょっと憎めない感じなのは本当に敵対する相手ではなく、ほんのちょっとだけフレンドリーな一面があるからだろう。ほんとに嫌な感じだったら、フリーザみたいな性格になっていたと思うのだ。

さすがにオトナになってからベジータ、フリーザ、セル、魔人ブウと戦っている時はマジメな感じではあったが、そこにいる誰よりもおそらくは戦いを楽しんでいる人ではあったのだと思う。


悟空みたいなフレンドリーさが欲しいよなぁ~。

いいなと思ったら応援しよう!

二ノ宮金三郎
気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。