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課題まみれのモノポリー

モノポリー好きのおじさんの話その2です。


私は自分でも言うのもなんですけど旅人です、周りにもそのように周知されている自覚もあります。旅をしていると荷物が限られるという事がありますが、当然ながらモノポリーを持って歩くという事は無理でして、そして持って歩いたとて旅先でモノポリーができるかって言うとそれも無理です。旅先で必ずやりたくなるかって言うと…そうでもないですよね。


だけどごくたまーにあるのが、映画などを見ていて、モノポリーが出てくることがあります。古いゲームですが、古いからこそ広く周知されていて、昔の映画にも比較的新しい映画にも出てくることがあります。

ゲームをしている風景も出てくれば駒だけ出てくるなんてこともあります。

単に映画として見ていても私からしたら「アレはモノポリーだ!」と心の中で叫んでいたりもします。(うるさいわ)


そうなると急にモノポリーがやりたくなったりしますね、発作のように。ほぼほぼ病気に等しいかのようです。

だけど、そんな事ってありますよね。

マイブームってそんなところがあります。

何がキッカケになるのかよくわかりませんが、ふと思い出しては勝手にガタガタと震えだして止まらないのです。(中毒者じゃん)



ただ、悩みがありまして…。

そもそも一緒によくいる仲間というものを私は持ちません。

学生の頃からそうです。ひとりでいることが多いですし、仲間と集まって何かするという事がまるで好きではなかったのです。

もちろんそんなオトナに成長しているので、よく遊ぶ友達なんてのももちろんいるわけではなく、ひとりで行動することがほとんど。群れになる事がほとんどなくて、その点で仲間作りに関して難しさがあります。


たかだかゲームをするのに、なんで仲間作りからやらなきゃいけないんだろうかって思いますけど、その点も面白そうではあります。


仲間作りからのモノポリーです。

人は何に惹かれ、どのようにして興味を失い、そして去っていくのか…そしてもちろんですが、どのようにして興味を持たせるのか、いかにしてモノポリーを周知させるのか…です?

まずは、モノポリーの良い点を見つける点とそれを知らせる必要性がありますね。
実はモノポリーってビジネスの基礎にも使えるものだということで大学の授業でも使っているところがあるくらいなのです。そういう意味においては高校生〜大学生、社会人までと幅広くお伝えする事ができます。
中学生以下はこの点ビジネスがどうのこうのと言われてもピンとこないので難しいかと思いますが、計算能力と交渉能力が問われるので、会話の技術だったりお金のやり取りを学ぶ事ができるとは言えると思うのです。この点は高校生以上の方にも通用する点かと思います。
たとえ高校生だとしても買い物はどうせコンビニやスーパーマーケットでしかした事はありませんでしょうから、買う側と提供する側として考える事、お店側として損得をロジカルに考えて会話をするのはたとえ遊びやっていたとしてもかなり役にたつ事です。

では、実際に買い物に適応できるのか?という事ですが、高校生や大学生であっても、買い物で使う言葉など「これください」で十分なので。もはやそれしか使ったことは無いという事も多いかと思います。
しかし、世の中に出ると「これください」だけだと損をしたり、買い物を失敗する事も多くなります。モノポリーでは、「これください」だけだと損をするか、負ける事は多くなると思います。

それは、相手も"勝とうとしている"からです。
いかに得をするかというゲームなので、相手はいかに得になるのかという事を考えて交渉をしてくるという前提がまずあります。ここで「あなたとは交渉したくありません」と言うのは幼稚園の子か小学生くらいの子がやる事です。
(多くの場合この偏見と選り好みによって交渉が進まない事でゲームが長くなり、モノポリーに対し嫌な思い出を持っている人が多いです)

この場合、相手に対しかなり無理のある条件を出して交渉するという事をします。
たまに会話の中で「一億円もらってもヤダ!」なんて表現がありますが、ある意味においてそれも交渉だと言えます。その交渉が私にとってどれほど不利益な事なのかを実際のお金の価値で表しているのです。

そんな感じで、ゲーム内の交渉できる範囲内で相手の不利益になるだろうという無理な条件を出し、この交渉はできない事を伝えるなら、交渉は多くの場合決裂します。それでも利益になる事を考えて勇気を出し交渉に乗る人もいますが、その勇気は無謀だったと知ることになる場合がほとんどでしょう。(私もそういう無理な交渉に乗って負けたことがあります)


そんなこんなで、モノポリーから学べる事っていろいろあるからやらないか?
と人集めから入るモノポリーがあったって良いのではないでしょうか。


という課題まみれのモノポリー劇場の始まりです。




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二ノ宮金三郎
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