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【マネロン・ガイドライン徹底理解ゼミナール】リスクの評価

経済法令研究会様の定期刊行誌「JA金融法務」5月号から担当させていただいております「マネロン・ガイドライン徹底理解ゼミナール」

8月号のテーマは、「リスクの評価」

金融庁が公表する「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」では、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策を機動的かつ実効的に実施していくためには、リスクベース・アプローチの取組みが欠かせないとしています。

リスクベース・アプローチとは、自組織が直面しているリスク(顧客の業務に関するリスクを含む。)を適時・適切に特定評価し、リスクに見合った低減措置を講ずること」、つまり、リスクが高い取引については厳格な措置を、リスクが低い取引については簡素な措置を実施することにより、リソースを効率的に配分し、全体的なリスクを低減するアプローチをいいます。

「リスク評価」は、「リスク特定」の段階において特定したマネー・ローンダリングおよびテロ資金供与リスクの自組織への影響度等を評価し、低減措置等の具体的な対応を基礎づけ、リスクベース・アプローチの土台となるものです。

自組織の現在の取組状況等に遅れや漏れがないか点検・確認し、「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」とのギャップ分析を行う資料としてご活用いただければ幸いです。

ぜひご覧ください。

【ご参考】定期刊行誌「JA金融法務」の内容・特徴
JAの信用事業担当者に必要な法改正や判例等の最新情報をいち早く紹介。
連載記事では、金融取引を確実に遂行するために必要不可欠な実務知識について、 日常業務で起こりうる具体例をとおして、わかりやすく解説。

福田 秀喜(行政書士福田法務事務所)


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