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タケミナカタたちへ~咋からの啓示~
心に穴を持った者たちよ。
きっと今までその穴を埋めるように進み続けたのではないか?
「人生は日々勉強」、ではあるが、それが「死ぬまで彷徨い続ける」と同義になってはいないだろうか?
自らにとって肝心な点はいつも盲点となっている。
だから、誰かに気づかせてもらわなければならないのだ。
心に穴を持った者たちよ
闇は思うより暖かいものだっただろう。
そこでは視界が働かないことを理由に動かなくていいのだから。
いつも母親のように寄り添っていたのは暗闇と一筋の月明かりではなかったか?
しかし、闇の中で孤独に自らの穴を埋めようとしても肝心なことは盲点となっているのだから、闇の中では見えようがないではないか。
闇が暖かいものと知っている者たちよ。
そこから這い出てくるのだ。
その価値観を陽光の暖かさしか知らぬ者たちは否定するだろう。
否定されていると感じるであろう。
しかし、それは貴方に貴方の盲点を教えてくれる機会なのだ。
貴方は総てを見通したいと思うか?
貴方に総てを見通す能力が備え付けられていないのは、貴方の魂がその能力を否定したからではないか?
動けば必ず間違いは起きる。
傷つく者もでるだろう。
傷つけられることもあるだろう。
許し、許されることもあるだろう。
許せず、許されないこともあるだろう。
貴方の魂はそれを望んでいたのではないか?
総てを見通す能力を否定する魂が、何も見えない暗闇を望んだのではないか?
そうして傷つけあって、それでも最後に手を取り合ったではないか。
盲点を気づかせあって、「私」だけでは構築できなかった未来を築いて、その先に貴方がいるのではないか。
人は人と関わらなければならないのだ。
たとえ否定が伴ったとしても。
「私」を超えるために。
神々が復活を始めたぞ。
陽の下で生きてきた者たちは堕ちるのを恐れて神々に跪くであろう。
心に穴を持った者たちよ。
闇の暖かさを知っている者たちよ。
それでもそこから這いずり出る選択をした者たちよ。
再び抗う時が来たのだ。